福山市は21日、映画「THE BATMAN―ザ・バットマン―」の舞台になっている架空都市ゴッサム・シティと友好都市提携協定書を交わした。バットマンシリーズ史上初で、福山城築城400年PRの動きにも弾みをつける。
©️2022 Warner Bros.Ent.All Rights Reseved TM & ©️DC
福山城のある場所は、かつて蝙蝠山と言われており、福山市の市章はコウモリと山がモチーフ。これがバットマンのマークとそっくりなことから、福山側がアプローチし、実現した。
調印式は21日、東京と福山をオンラインで結んで行われた。東京からは、ワーナー ブラザース ジャパン合同会社のバイスプレジデント・土合朋宏さんが、ゴッサム・シティ市長代理として出席。同席した福山市出身の声優、福山潤さん(福山城築城400年応援サポーター)が、締結文書を読み上げた。コラボビジュアル2種類(うち1種類は上)もお披露目された。
土合さんは「仮想とリアルをつなぐ世界初めての友好都市発信が日本で誇らしい」と感激を表現。枝広市長は「城と歩み、戦後は100万本のばらのまちとして平和をアピールしてきた福山市や、日本の城の美しさを全世界に発信する機会にもなれば」と期待を込めた。
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【今後のスケジュール】
- 2/21〜 福山駅前を中心に、デジタルサイネージ(電子看板)でPR
- 3/7〜3/27 コラボステッカー配布(福つまみキャンペーン登録店)
- 3/7〜3/27 福山駅近くの“赤い山”に、 バッドシグナル ならぬ映画のロゴが照らし出される
- 3/11〜ワーナー・ブラザース映画「THE BATMAN―ザ・バットマン―」全国ロードショー
- 記念品として贈られたバットマンのコンセプトアートが市内で展示予定