川口小学校(川口町/池田正道校長)の5年生87人が先月25日の参観日に合わせ、初めての「ワールドフェス」を開催。日本を含めて10ケ国のブースを体育館に並べ、各国の伝統文化を保護者や地域の人に体験してもらった。
今年度、授業の中で世界の国々について学び、来福したメキシコ選手団や市内で暮らす外国人と交流。福山で暮らす外国人が1万人近いことも知り、この日は自分たちで考えた“多文化共生”の場を用意した。
ブルガリアブースではキッシュに似た伝統料理バニツァをふるまい、メキシコブースではお菓子や折り紙を入れたくす玉割りゲームをするなど、お国柄を楽しめる企画で保護者らをおもてなし。福山大学の外国人留学生も児童と一緒になって自国の文化を紹介した。
授業を通して色んな国の人と接してきた奥響輝君は、「言葉はわからなくても、ゼスチャーで気持ちはちゃんと伝えられることがわかった」と実感。1年前から市内の企業で農業を学ぶインドネシア人のシスカ・デピナ・プトーリさん(22歳)は、日本ブースで書道を体験し、「漢字は書き順が難しいね。でもすごく楽しい」と話し、自分の名前を「静香」と当て字で清書した作品を満足そうに眺めていた。
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