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【第26回】供養とは先祖に感謝すること〜地域の秋祭りを通して〜

いつの頃からか、子どもたちに、秋祭りの神輿巡幸の為に、鐘太鼓の指導をしています。大概の子が、鐘太鼓は初体験です。指導のコツは、「やって見せて、させてみて、褒めてやらねば人は動かず」。戦前の山本五十六海軍大将の水兵への教え方です。それに倣い、まず鐘太鼓を叩いて見せ、リズムを教え、一緒に叩き、上手くなればそれを褒め、自立して叩けるまで、しっかり見守っています。

指導は、教える側が、育つ側をしっかり見守り、どの程度まで上達したかを理解し、その状況に合わせて教えると、上達します。決して、自分の感情に任せ「上手にできないのか」「覚えが悪い」など、自分のその場の感情に任せた荒い態度ではいけません。感情に任せた指導は、子どもたちに「育てる」とは正反対の結果をもたらします。暴言が子どもたちにどんな悪影響を与えるかイメージが湧かず、その場限りの感情の暴走に身をゆだねているためです。

最近、子どもたちと接していて感じることですが、①集中力が無い②「指導を受ける」の概念、「教えを受ける謙虚さ」が希薄③厳しく指導されたことがない(家庭教育・学校教育)と思うことが多々あります。子どもの成長をイメージし、今必要な能力を身に付けさせることが大切です。子は、社会の将来を担うものです。大人が、社会の担い手になってほしいという思いでしっかりと育ていくことが大切です。

私たちが先祖から受け継いできた社会は、社会を見守る広い視野と、強い意思が無ければ、弱くなります。
「社会を支えてきた、親や親世代に感謝する」ことが供養という言葉の本当の意味です。広い意味では、社会に貢献し、支えた先人にも感謝することです。

祭りは、長く地域を支えた行事です。地域に生きる者として、先人に感謝・次世代に希望を持ち、大切に守り続けたいものです。

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むらかみ先生の『ひなたぼっこコラム』
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<心地のいい会話>

会話の上品なご家族と、時々いろんな話をします。お互いに敬意を持った会話で、心が洗われるようです。家族と丁寧な会話をする人は、外での対人関係でもしっかり丁寧な対応をしているように思えます。発言に対人関係の棘を感じず、気配りの心持ちが、会話になって現れ、お話ししていて心地よさを感じます。それはまるで、一服の清涼剤のようです。見習いたいものだと会うたびに感じます。

救世観音院みろく墓地

救世観音院みろく墓地クゼカンノンイン ミロクボチ

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