「お礼の手紙やお祝い・お香典を書く時の文字…。今更だけど、綺麗に書けるようになりたい」
そう感じている方は少なくないはず。
近年では書店でボールペン講座の練習ノートが売られていたり、
通信で添削をしてもらいながら、ボールペン字を学ぶこともでき
需要がかなり高まりつつある。
そんな中、密かに人気を集めている書道教室がここ、『夢を育む書道教室』。
普段は子どもの教室がメインだが、少人数でおとなの教室も開講している。
通信やノートを写すだけでは学べないことを
先生から直接、書き方やクセの直し方、コツなどを教えてもらえる。
何より、やりとりをしながら、会話をしながら、きちんと習得できるので
美文字が早く身につく。
それに、少人数制でしっかりと見てもらえ、
アットホームな雰囲気で自分のペースで通いやすいことが人気の理由だ。
今日はそんな書道教室に10年近く通っている
馬屋原さんと秋山さんに話をきいた。
馬屋原さんは、「とにかく字がうまくなりたい！」の思いで教室へ。
家と教室との距離があったため
最初は友達にノートを預けて、添削をしてもらっていたそう。
「来た方が、上達する！来れる時は来よう。。。」
そう感じ、来れる時はなるべく教室に来るようになった。
ここの教室は、
通う回数に縛りがないのが魅力でもある。
“行きたい！”“今日は行ける！”そんな時に
単発受講もできるのだ。
（受講日は先生と要相談）
「いつもおしゃべりをしながら楽しくやってます。字がうまく書けるようになってくると、熨斗の字を自分で書こう！と思えるようになったり、年賀状も手書きで出すようになりました」
そう話してくれた、馬屋原さんの文字は、とっても綺麗！！
「まだまだで、先生にいっぱい直されて、同じこと何回も言われてるんですよ（笑）」と。
書いた文字は、ひとつひとつ、先生が丁寧に添削してくれる。
隣で助言をしながら、その場で直してくれるので
とってもわかりやすいし、すぐに自分の文字を見直すこともできる。
硬筆をしている秋山さんも、「大人の字が書きたい」と教室へ入った。
たしかに、身体や仕草や言葉は“大人”になっても
なんとなく、文字が子どもっぽいって感じる時がある。
学生の時の字の癖がなんとなく直ってなかったり…。
自分が思うほど、文字だけ大人になり切れなかったり。
「芳名帳などに自分の名前を書く時に、なんだか恥ずかしかったんです。でも、かと言ってこの歳でカルチャースクールなどの教室にがっつり行くのはちょっと気が引けて、、、、大勢の中でやるのは嫌だなって思ってたんです。そんな時にここを知って。先生も生徒さんも同年代の方が多くて、人数も少なくて、とっても私に合ってます！」
最初はボールペン字から始めたという秋山さん。
先生にリクエストして書いてもらったというお手本を見ながら練習している文字もとっても綺麗！！
最初はひらがなからひたすら練習していたという秋山さん。
「最初に比べたらすっごく字がうまくなってるね！」と
昔のノートを見て、先生も感心。
“私はこういうのをやりたい！”
という要望に、とことん応えてくれる、『夢を育む書道教室』。
「小筆で手紙を書けるようになりたい」
「とにかくペン字を極めたい！」
「ボールペンも、筆もどちらも習得したい」
それぞれのペースで、好きな時に、やりたいことができる。
ここの最大のメリットであり、長く続けられる理由のひとつ。
中には、般若心経を練習する方もいるそう。
漢字だらけなので、「はらい」や「はね」などのいい練習になる。
先生お手製の見本帳には、ひとつひとつ意味も書いてある。
意味を感じながら練習することで、よりその世界観を味わうことができそうだ。
最近では写経をする方も多いので、
せっかくだったら美しい文字で、意味を感じながら書くと
より心もスッキリと、充実感が得られそう。
もちろん、筆で大きな文字を練習するのも◎。
“漢詩”など、普段書かないような文字を、筆で書いてみるのも面白い。
最後に、2人の生徒さんが口を揃えて言っていたこと
それは
「先生の文字に惚れてます！」
「先生のお手本がすごく良いから、こんな風になりたい！と思える」
ということ。
正しい文字でも、人によって多少なりとも癖はあるし
先生の中でも、きっと書き方や教え方も異なる。
でも、渡邊先生の文字は、きっと生徒さんの目標であり、励みになっている。
大人になって、今更…
と思うこともあるけど、
文字を正しく、綺麗に書くことができるということは
きっと何歳からでもできる。
大切なのは、楽しく、できるということ！
ここは、正しく、美しく、楽しくできる書道教室。
あなたも美文字を習得してみては？
