「仁」という言葉が、孔子の思想にあります。慈しみ、思いやり、優しさを表したものとされ、「人としてのたしなみ、上品」を表します。人がそれぞれ心に持ち、良き人生を送ろうとする覚悟です。人としての生き方の理想と言われています。ただ、弱肉強食のような現代においては、中々難しい思想にも思えます。「強い者・力の有る者が勝つ、金銭的に成功した者が勝つ」というようになり、心豊かに相手を思いやる事に価値を置かないギスギスした社会になりそうです。
人として、良き考え・態度を持って社会で生きていきたいものですが、周りを見回すと自身に甘く、年を重ねるごとに安易に生きる者が増えていくように思えます。良き人の周りには良き人が、安易に自分本位に生きる者の周りには安易な態度の者が集まってくるようです。
良き生き方は、人間関係の最小単位、家族を思いやり支えあって生きることから始め、地域や職場での良好な人間関係が大切な事のように思えます。家族で支えあい、病気や苦難でも痛みを共有することが、結構な事です。家族が生を終えた時、悲しみをもって見送ることは心篤き事でしょう。仏壇で亡き肉親に語り掛け、又時々お墓にお参りをして、身内を大事に思う心は大切だと思います。
そして、自身の周りが良き人で囲まれる事は大変心豊かな生き方だと思えます。心は、思いは伝播します。心を磨き、良き生き方を目指し、心豊かな社会を維持したいものです。
著者も、修行場での仲間との交流は大変心地よく、人生に楽しみを与えてくれます。
社会に対し、責任や志を持って、しっかり生きる事が大切です。
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むらかみ先生の『ひなたぼっこコラム』
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<運の良くなる心掛け>
「財運に恵まれる・良き仲間に恵まれる」。人は両方に恵まれて、心も財運も良くなりたいと思うものです。両方備えることは大変難しいものです。特に人に恵まれる事は信用であり、長い時間を掛けなければなりません。人は、自分を大事にしたいものです。只、「自分だけ大事」を表に出すと、周りとの人間関係がギスギスして、円滑な人間関係が無くなります。味方がいなくなります。普段は顔に笑みをたたえ、間違った邪悪な行動には毅然と立ち向かう厳しい顔も時々に必要です。
周りの良き人をしっかり守る心が大切で、良き人の期待に応えられるような良き生き方が、幸せを呼びます。家運を呼ぶ「法」もあります。
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