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【第12回】知っておきたい 供養の知識〜正しいお墓参りと供養〜


良いお墓参りとは、上品な墓地(当家の二番目の屋敷)を整え、威儀を正し(背筋を伸ばして姿勢よく)お参りをすることです。上品な墓地とは、日がよく当たり、涼やかな風が通り、水はけがよく、土地の質は作物が穫れそうな豊かな地、そして家を建て住まいにするならこのような場所にしたいと思う場所を設定し、そこにご先祖に対して敬意をもって祭り供養することです。
ご先祖というと分かりにくいのですが、親・その親・さらにその親というように、亡くなられた方・身内です。そこに、親しみと敬意をもってご挨拶に伺うことが、墓参りということです。具体的には、身を清め、心を平安にして親にご挨拶すればよいのです。敷地に入る時、墓の前で一礼をし、屋敷(墓地)内をきれいに掃き清め、墓石をきれいに拭き清め、花をきれいに整え、灯明を上げ、その後親しみを込めてお経を唱えましょう。
このような作法・心掛けをすることで、お墓は人が生きる上で心を安定させ、前向きに生きるために大切なものになるのだと思います。お墓(墓石)は、他人に見せ比べる為の物ではありません。立派な墓だけではなく、小さくてもよいのです。ただ上品なものでありたいと思います。「上品」が大切な要素だと思います。一族の懇切な親睦の象徴なのです。
法事などで、遠くからの縁者が共に集う時は、故人の話を語り合い、楽しいひと時を過ごすことも供養になります。家族が亡くなった当座は悲しいばかりですが、時が経てば懐かしい存在になります。家族の一員として、語らいの傍に居られるように意識したいものです。
先日も、身内で一族の法事があり列席しましたが、古い親戚は世代が変わり、お互いをよく知らないままで困ってしまい、自己紹介の時間を設けていただきました。故人を通しての縁者が集い、故人への心を寄せることができたので、大変心豊かで良い法事になったと思います。供養とは、このように仲間が心を寄せ合うものでありたいと思います。
又、当家のお墓が遠方にあり、度々お参りできない時は、時々に懐かしく思い起こすことも、故人との心を通わす供養の一つの形です。仲間・親族を、時を超えて思いあう心が供養の心です。

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むらかみ先生の『ひなたぼっこコラム』
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<健康を維持する為に心掛ける事>

身近で大病している方に時々会います。①心を整え、前向きにする。②身体を整え、骨格・食事のバランスをとる。③良き医療の支援を得て、自身でしっかり病気と向き合う。が、大病克服の秘訣です。
大病の方に、写経や読経、食事法や手当の指導をし、良き医療への道案内をします。大切な命を大事にしたと思います。良き縁の方は、良き指導を受けることができると思います。

救世観音院みろく墓地

救世観音院みろく墓地クゼカンノンイン ミロクボチ

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