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福徳産業商会のスタッフさんと社長さんにインタビューしました!
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エキヤ産業工場長
小澤 尚之(おざわ なおゆき)さん
1984年入社
品質管理を徹底するために機械を理解する
大学を卒業後、営業として入社し、2年目より製造へ移って以来、ずっと工場勤務です。担当している手袋と靴下の製造工場では、約200機の高速編み機が動いています。
手袋は早くて3分半で片手が仕上がり、靴下は長さによりますが6~8分で片方が仕上がります。機械が立体的に編み上げる間、不具合がないかを確認し、糸を補充するのが主な仕事です。
同じ機械で同じように作っていても、お客様から「着け心地が変わった」という声が届くことがあります。品質管理を徹底するため、1日2回の機械清掃は欠かせません。メーカーさんから「埃や糸くずがない縫製工場は珍しい」と言われるほど徹底しています。
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編みあがった手袋や靴下は、ミシンで仕上げ編みし、パッキングと検品を経て完了します。仕事の流れはすぐに覚えられると思いますが、使う糸の種類は色、太さ、機能によって数えきれないほどあるので、そう簡単にはいきません。焦らず、確実に覚えていきましょう。
機械の仕組みは複雑ですが、だからこそ理解できると面白くなります。特に、メカニックな構造に興味がある人、機械いじりが好きな人にとっては楽しい職場だと思います。
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【取材を終えて】
この中で一体何が起きているのだろう…。
コンピュータ制御の編み機を見つめる私に、「不思議でしょう。私もそうでしたよ」と笑顔を向けた小澤さん。機械エラーが起こるたびに中を開けるのが楽しくて仕方なかったそうです。
ここには、熟練者からノウハウを学びながら、生き生きとものづくりができそうな現場がありました。
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代表取締役社長
細田 信彦(ほそだ のぶひこ)さん
明るい職場がスタッフの人生も明るくする
私たちは働く人に「作業の安全・安心・快適」と「健康」をお届けします。これが福徳産業の経営目的です。働く人をサポートする製品を作って半世紀。現在、パートも含めて110人のスタッフが、この理念に基づき丁寧な商品づくりに励んでいます。
職場は千田町の本社、神辺町の流通センター、駅家町の関連企業・エキヤ産業の3ケ所あります。営業、物流、製造と色々な現場があるので、最初に配属された部署が自分に合わないと感じたら、他の部署に移ることもできます。自分に合った環境で、能力を最大限に発揮してもらいたいです。
私はスタッフには楽しく働いてもらいたいと思っています。日本人の労働時間は1日8時間、8時間は1日の3分の1。人生のほとんどが働く時間に費やされるので、それがつまらなかったら、人生自体がつまらないものになってしまいます。職場を明るくすることは、スタッフの人生をも明るくすることにつながると思うのです。
弊社は、年齢も性別も経験も問わず採用します。様々な価値観を持った人が集まっていますが、誰にとっても働きやすい職場環境に整えるため、年4回は個人面談をし、スタッフの想いを受け止めて、改善につなげます。改善したら、それを持続的に安定させる。それが私の務めであると思っています。
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