【異業種リレーの「わ」No.788】暮らしを彩るお花を届けます

INTERVIEW No.788
mixberry(ミックスベリー)
ハンドメイド作家 大平 香織 さん(48)

特別なシーンを彩るお花を作るハンドメイド作家

プリザーブドフラワー、ドライフラワーを使ったスワッグやリース、コサージュなどを製作し、販売しています。以前は自宅とヤマハ教室でプリザーブドフラワーの教室も行っていましたが、現在はコロナで中断しています。
プリザーブドフラワー、ドライフラワーの魅力は素材ひとつひとつに個性があること。例えばブーケを作るにしても同じものを2つ作ることはできません。それぞれが世界に唯一のものだということが、独特の温かみや風合いを出していると思います。

モノづくりが好きな家系

母がモノづくりがとても好きな人で、編み物や縫い物など、切れ目なく何かを作っていました。子どもの頃から近くで見ていた私は、真似して一緒に作っていました。
高校、大学を卒業し、管理栄養士として病院に就職しました。病院でポスターを作った時、自分の「モノづくり好き」に初めて気付きました。糖尿病患者さんの勉強会のポスターだったのですが、作っている時のワクワク感も、出来た時の達成感もすごく大きかったです。
26歳の時に結婚しました。その頃には「モノづくり好き」がかなり進んでいて、自分の結婚式の席次表や招待状、それからウェルカムボードやクマのぬいぐるみなども自作しました。さすがにウェディングドレスは自作できず、チュールやコサージュなどの装飾品だけを作りました。ちなみに母は、布製のアートフラワーでブーケを作ってくれました。
管理栄養士の仕事は結婚後1年くらい続けていましたが、妊娠をきっかけに退職しました。主婦として暮らす中で、ある程度自由な時間もでき、以前からテレビや雑誌で見て興味があったプリザーブドフラワーを習いたい思いました。けれども、当時は福山に教室が見つからず断念。生花のフラワーアレンジメント教室はいくつかあったので、近くのお花屋さんの教室に通いました。30歳を目前にした頃、やっとプリザーブドフラワー教室が見つかり、すぐに入学して半年間くらい通い、資格も取ることができました。
それからはプリザーブドフラワーの作品を作って販売を始め、しばらくして自宅やヤマハ教室で教室も行っていました。
コロナになって教室ができなくなり、作品を作るだけになったのですが、もっとたくさんの方に届けたいという思いから、昨年2月にネットでの販売も始めました。苦手なインスタグラムも始め、少しずつ認知されてきたかなというところです。
私にはずっと夢があって、それは、私の作品をいっぱい飾ったカフェを開くことです。パンやお菓子作りがとても大変なことは知っています。でも、いつかは実現したいなと思っています。幸い小学生になる娘が「パティシエールになる」と言ってくれているので、将来娘とケーキ屋さんが開けたら、なんて想像しています。本当にそうなったら最高ですね。

■ PROFILE
1974年生。福山市出身。大学卒業後、管理栄養士として病院に勤務。退職後、プリザーブドフラワーの教室に通い資格を取得、スワッグなどの製作を開始する。

■ SHOP DATA
mixberry(ミックスベリー)
購入できるサイト:https://minne.com/@m-xberry
インスタグラム:@mixberry_ss

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