Vol.42 陥入爪と巻き爪について

陥入爪は、爪の端が皮膚に食い込んで(陥入)炎症を起こしている病気で、巻き爪は、横から爪に挟まれる病気です。巻き爪があると爪切りの際に爪刺を残しやすく、陥入爪になりやすくなります。

Q. どんな治療法ですか?

A. 前回記述したワイヤー法のほかに以下の方法があります。

爪部分切除

皮膚に食い込んでいる部分の爪を切除すると、痛みは著明に軽減します。しかし、爪が伸びることにより炎症が再発することが多い方法です。

テーピング法

爪が陥入した部位の皮膚をテープでけん引し、テープの張力で皮膚を爪から離すことにより陥入爪を治療する方法です。発赤・腫脹した部位の皮膚に、幅1〜1.5㎝程度の弾性テープ(布製)の端を貼って、テープのもう一方の端を少し引っ張りながら、足趾に沿って巻き、皮膚に固定します。

テーピング法

ガター法

ガターとは「溝」を意味し、シリコン製などのチューブを使う治療法です。チューブを長さ1.5㎝程度に切断し、その先端を斜めに切り、短い方の長軸方向にハサミで切れ目を入れます。この切れ目に陥入している爪の辺縁を挿入し、爪甲の端をチューブで覆い、側爪郭へ。巻き爪治療の原則は、軟部組織に突き刺さった爪と爪の辺縁をチューブで包み、爪の端の食い込みを解除するとともに、爪の先端を伸ばす方法です。

ガター法
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