A. 根本的に治すには手術が必要です。皮膚の上からヘルニア部分を圧迫する、脱腸帯と呼ばれる器具もありますが、根治することはありません。
A.次第に大きくなり、また痛みが出ることもあります。ヘルニアは、重い物を持ち上げる、咳をするなど、腹圧がかかることにより、腸などの腹腔内臓器がお腹の壁にできた隙間から押し出されて(脱腸)、発症します。
また稀に嵌頓(かんとん)といって、腸などのヘルニア内容が出たまま戻らなくなると、血流障害から壊死に陥る危険な状態になることがあります。
A.簡単にいうと、鼠径部の皮膚を切開して、脱出した腸などのヘルニア内容を腹腔内の元の位置に戻して、腹壁にできた隙間(ヘルニア門)を塞ぎます。この隙間を塞ぐメッシュが、より違和感の少ないソフトで丈夫な材質に改良が重ねられています。
また、最近では腹腔鏡下ヘルニア修復術も増えてきています。鼠径部から少し離れた腹壁に管(トロカール)を挿入して、腹腔鏡という内視鏡で観察しながら、鉗子という細い器具を用いて手術を行う方法です。
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