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【第20回】知っておきたい 供養の知識〜心身の変身〜

生きる環境は少しずつ、必ず何か変化し、厳しい環境・条件が出現します。
厳しい環境に対応するため、前向きに精一杯努力していると、いつの間にかそれまでの自分とは違った、たくましい人格になる様です。厳しさから逃げ、無かったことにしたいのが普通ですが、厳しい環境に立ち向かうと、人格・見識が成長するように思えます。

私事ですが、家業の早朝の手伝いを小学5年生から高校卒業まで続けました。毎日、休みなく早朝心身を動かすと、体力・気力が鍛えられたようで、5年生の学内マラソン大会で7位になりました。日々の努力が、体力・気力を培ったようです。その結果に何か自信が付いた、心がたくましく変身したように思えます。中年期には、厳しい修行に身を任せ、命の危険を感じながらの日々で、心身が鍛えられ、更に大きく変身したと感じています。
振り返ると、人生の転機に前向きに対応することで、それまでの現状に満足するのではなく、変身する契機になったと思います。変革期に立ち向かい、その中で自身の潜在力を活性化させることは大変結構な事です。それまでの自分ではない新しい自分を感じます。

同様に、人は本来自分の命を守るものですが、周囲に関心を持ち、守ろうとする時、良き仲間に巡り会えます。人が社会に有意な者に変身すると、良き世界の支え手として、充実した人生を歩みだせるようになります。仲間への敬愛が象徴的に表れるのが、供養の作法のように思います。神仏への敬意も同様の心から発したものでしょう。周りに対する愛情は、一見損なことに見えるようですが、心豊かに充実した人生を導いてくれます。良く生きる、人生の美学だと思います。

社会人として、自分の事だけに関心を持つと、他者への不信だけで幸せな生き方はできません。危機に会い、腰が引けて逃げ出すと、自分の中にある潜在力は出せないままで、大人に変身できません。自身の潜在力をしっかり引き出し、良き大人への変身を心がけたいものです。

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むらかみ先生の『ひなたぼっこコラム』
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<子どもの運動能力>

知人が、「子どもの運動能力は先天的で変えようがありませんね」と話すので、「その面もありますが、幼少期の子育てでも大きく運動能力を伸ばせます」と話しました。知人で、幼少期からきれいな音楽を家庭内で耳にし続けた者が居ますが、大変音感が良く、運動をさせると大変覚えが良い事が分かりました。身体にリズム感があると、体の動かし方が巧くなるようです。筆者も若き頃、運動神経は無いようだと自覚していましたが、日々楽しくバドミントンをしていると、いつの間にか反射神経・運動能力が向上したようです。

救世観音院みろく墓地

救世観音院みろく墓地クゼカンノンイン ミロクボチ

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