お墓のことで、建て方、祀り方のお手伝いをしていますが、今までの経験と知恵・知識を総動員して、万全を期して助言しています。普段の生活では、供養の事を意識せず、初めてのことで戸惑う方も多くおられます。何故そうすべきか、どのようなものが礼儀にかなうか、納得いくように説明し、しっかりした形にしていきます。
最近も、知人からの相談を受けました。戦国時代から続く家系だそうで、家系図を拝見しながら、当家で祀る者、分家していてそちらで供養する者、成人せず子供として祀る者、を精一杯整理し、今の供養の形以上に、上品な祀り方をしっかりできるよう打ち合わせをして、今までのお墓の整理から、新しい墓の建立までをお手伝いしました。専門知識が当家にないため供養が行き届かず、当初は不運が色々あったようですが、当家と協力してご先祖の喜ぶ形を追求しました。その中では、当家にとって不快なことも耳に入れる事もあったようです。が、ご当家が当初予想した以上に良い形になったのか、新しい墓の形に感激し、大変喜んでいただけたようです。ご家族の気分もよくなり、運も上昇したようです。母親の体調も見違えるように改善し、整ったようです。当方も嬉しくなります。人の運は、見えない力で左右されることも多く、先祖供養も最善を尽くし精一杯丁寧にしたいものです。すると、供養を心がける者に心の落ち着きを与え、次第に良い運をもたらします。
当家の家運を左右する件には、専門家として真剣勝負で当たらなければなりません。分からないことや、状況に合わせた応用問題で、分からないことをいい加減に済ませてはいけません。残念ながら、どの世界にも、いい加減でその場限りの言動をし、自己の利益を最優先する偽物はいるものです。時には苦い真実を告げる、誠意を持った本物の知恵をしっかり活かすことが、専門家を活かす大切な心掛けです。又、同様な考え方で、住む家の間取りも大きく運を左右しているようです。
運を味方にして生きるには、その他にも、心持ちを正し、上品な生き方、周りへの上品な気配りで、人として良き生き方をし、身近な人からの人望・人気・支持・善意を頂き、良い運を身につけたいものです。
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むらかみ先生の『ひなたぼっこコラム』
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<失敗一覧>
著者は何故か「人生で失敗したことはあまりないでしょう?」と問われることがあります。残念ながら、若いころから、知恵が足りない・配慮が足りない・将来の展望を考えていない等などの理由で時々に大いに失敗をし続けています。人は、動けば動くほど、または動かないことに依って失敗し続けるものの様です。思いつくまま一覧にしてみました。件数は大変多いものでした。失敗したことを直視する事は、心が傷つきますが、しっかり自省するのに良い事です。考えてみると、失敗を糧に改善もいくらか出来ていた様で、自身の復元力に納得しました。又、良かった事も列記してみました。人生の棚卸をしたような気分です。今後の生き方の励みになります。自身の失敗一覧を作り、人生の途中でしっかり自らの歩みを見つめ直しすることは、人生を大切にすることです。
物を片付ける終活より大切なことです。