■細かい作業、見えないところも丁寧に
田内 勇雄(たうち いさお)さん(44)
細かい作業が好きです。デスクワークではなく、体を動かす現場仕事が好きです。塗る前の下準備で養生する(塗ってはいけないところの境目などにマスキングテープを貼る)ところや、完成後は見えない下地、雨樋の裏側を刷毛で塗るところとか。
特に壁の隙間を目地材で丁寧に埋めていくコーキング作業は、周りからも「得意だよね」って言われるくらい集中しています。壁の強度や気密性、浸水防止などに影響する大事なところです。
この業界へ入ったのは父の影響もあるのですが、最初はアルバイト、のつもりでした。それが、だんだんできるようになるのも楽しくて、気付いたら本職だったという感じで、それが20年以上前のことです。
お客様から「きれいになったねぇ!」と喜んでいただけるのが何より嬉しいです。壁の下塗りの見えない部分も含めて、古い家がよみがえっていくのは、自分でもやりがいを感じます。
また、好きな作業だけに、無理をしない、ことを心がけています。最近は空調服のおかげで、夏の作業が快適になり、効率も上がっていますが、ケガにも熱中症や過度の疲労などにつながらないように自己管理しています。
仕事以外では、家でのんびりしていることが多いのですが、子どもたちのリクエストにこたえて庭にバスケットボールのゴールやパルクールバーを作るなどしました。家族と過ごす時間も大事にしています。