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特集・読み物


2019.4.1

腰無し地蔵まつりにあわせて郷分排水機場を見学

稼働から30年、ポンプ2基を分解整備



1987年(昭和62年)の稼働から約30年が経過し、排水ポンプ等の大規模な分解整備が進む郷分排水機場(郷分町)が先月17日、地元の泉学区住民らに公開された。


同施設建設中の84年に発掘されて、すぐそばに祀られている、上半分だけの舟形地蔵「腰無し地蔵」のまつりに合わせた特別企画。まつりを主催する地元住民が国交省福山河川国道事務所に依頼し、実現した。


直径1mを超える巨大ポンプ2基を配した機場内では、同事務所職員が説明にあたり「エンジンの分解整備は現地で、ポンプは茨木県の日立製作所の工場で行なっています。ポンプ2基で最大4㎥/秒の排水能力があります」などと伝えた。訪れた約120人は、むき出しになったポンプ内部のプロペラを興味深そうに眺めた。






施設の操作は近隣住民の野田勝さん(郷分町74歳)と髙橋均さん(同68歳)に委託されており、2人は昨年7月の豪雨の時は4日間泊まり込み、ゲートの操作や流入ごみの掻き出しなどに当たったという。


操作員4年目の野田さんは、「私が若い頃はこの辺りはよく水に浸かっていたが、施設ができたおかげで極端に水害が減った。30年ぶりにきれいになったから、少なくとも私が生きている間は心配することはなさそうだ」と語った。





腰無し地蔵のそばでは、ぜんざいや甘酒の振る舞いもあり、鯉のぼりも今年初めて揚げられた。





「腰無し地蔵」と名付けられたのは、発見から3年後の1987年3月のこと。
当時、郷分草木排水対策委員会の委員長を努めていた、佐道白一さんが命名した。

過去の記事はこちら ⇒ 腰無し地蔵まつり 地域の歴史を物語る


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