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魅惑の映画音楽を楽しもう

魅惑の映画音楽を楽しもう
今月のこの映画、この曲 第15章
by Garbo -ガルボ- 2011.6.7

 5月は真夏みたいに暑かったり、台風が来たり驚かされる気候でしたね。早々と入梅しましたが、生物にとっても雨は大切な恵み。感謝して過しましょう。
 『雨に唄えば』は、1952年の映画ですが、元々トーキー初期に作られた歌を復活させました。ハリウッド華やかりし頃にMGMという巨大スタジオがありまして、ミュージカルを盛んに作っていました。あのライオンが吼える映画です。このスタジオにアーサー・フリードという名プロデューサーが居ました。作詞もやる人でナシオ・ハーブ・ブラウンという作曲家と組んで名曲を沢山世に送り出しています。この『雨に唄えば』はそんなコンビの作品集でもあります。主演がまた素晴らしい!美男の名ダンサージーン・ケリー、芸達者なドナルド・オコナー、愛らしいデビー・レイノルズ、損な役回りを見事に演じきっている名女優ジーン・ヘイゲンと来ます。時はサイレントからトーキーに移行する1927年!
 ワーナーがトーキー初の映画『ジャズシンガー』(実話です)を作ったといってハリウッドは大騒動。人気スター、ドン(ジーン・ケリー)とリナ(ジーン・ヘイゲン)は台詞なしの大仰な演技で撮影していましたが、観客がトーキーに夢中だというので、急遽台詞をしゃべって撮りなおす事に・・・・ところが、リナは訛りがある上に甲高いキーキー声。およそその美しい容姿とはかけ離れています。それにマイクが心臓の鼓動を拾ってドクドク鳴り響いたり、ネックレスのジャラジャラや衣擦れの音が騒音に聞こえたりで撮影は難航。苦労の末出来た試写を公開してみると散々な笑いもので、ドンの恋人で女優の卵のキャシー(デビー・レイノルズ)とドンの親友コズモ(ドナルド・オコナー)もがっかりして3人で一晩中話し合っているうちに、映画を歌と踊りのミュージカルで撮りなおすことを思いつきます。そうなると元々歌と踊りの世界にいた3人は水を得た魚のように喜びでいっぱいに! 映画のタイトルと同名の名曲『雨に唄えば』はこの後登場します。
 土砂降りの雨の中、希望に満ち溢れたドンが、傘もささずにずぶぬれになりながら唄い踊るシーンは、映画史に残る名シーンとして、大変有名ですね。映画は『踊る騎士』として取り直され、リナのキーキー声はキャシーが吹き替える事になりました。その件で最後にどんでん返しがあり、とても楽しいです。全編爆笑のとても面白い映画です。笑い者にされるリナのジーン・ヘイゲンは実は落ち着いた美声の持ち主で、吹き替え役のデビーの方が訛りがあって事実はヘイゲン自身が吹き替え(?)をしていたそうです。キーキー声と落ち着いた美声を演じ分けていたのですね。さすが名女優です。また、キャシー役デビー・レイノルズはあの『スターウォーズ』のレイア姫キャリー・フィッシャーのお母さんでもあります。
 この『雨に唄えば』はガルボの演奏でもお聴きいただけます。QRコードをお試しください。


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ブログを書いた人
Garbo(ガルボ)
 Viola(ヴィオラ)とPiano(ピアノ)のデュオ。2005年より「魅惑の映画音楽」シリーズのコンサートを企画、開催中。気軽に映画音楽に親しんで頂きたいとの思いから低料金の入場料でコンサートを行っている。  映画の話はキネマ旬報社「映画検定」2級の長沼靖子が担当。映画検定2級は映画監督や映画の専門職でも保持者は少ない難関の検定。長年培ってきた映画に対する知識を総動員し、書物でも本格的に調べているトークは定評がある。
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