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Human Close Up 顔

特集・読み物


2021.4.7

ー 「いつもは自宅で、ときどき病院」ー 家で長く過ごす希望を叶えたい


バード訪問看護ステーション
管理者・看護師 
幸尻 雄基 さん(35)


循環器・呼吸器に強い
 「一般に循環器や呼吸器の症状の重い方は、入退院を繰り返すことが多いように思います。《だいたい病院で、ときどき自宅》ですね。私たちは《いつもは自宅で、ときどき入院》を可能にしたいと立ち上がりました」。介護や児童福祉分野で地域を支える株式会社プロエイドが運営する同ステーションには、幸尻さんをはじめ、これまで病院勤務だった看護師が集まった。「循環器系と呼吸器系に特化し、医療機器にも精通した専門性の高い仲間です。福山全域を対象としており、これまでは難しいと思っていた方も、家で長く過ごせるかもしれません。主治医の先生やケアマネージャー、または直接バードへ、家で治療ができない?と聞いてもらったら、ご希望に向けて連携していきます」と心強い。



訪問看護で生活ごと受けとめる
 訪問看護先では、主治医の指示書等に従って健康状態を確認し、薬の管理や注射・点滴などを必要に応じて行う。「病院で看護師が行うことをご自宅で行うイメージです。私としては、これまでは患者さんが病院に来られた時の状態をみればよかったのですが、今度はその方を家での生活ごと受けとめていく覚悟です」と、大きな変化に戸惑うことなく向き合っている。
 西深津に住んでいる幸尻さんは、主に奈良津、西深津、北吉津のエリアを中心に、他の看護師と連携しながら自宅から15㎞圏内を担当している。「ご家族だけでは難しくても、病院外でも治療を受けられる訪問看護の存在を知ってもらいたいです。仮にバードを使わなくてもいい。入口になりたいので、気軽に相談してくださいね」。



連携を大切に
 幸尻さんが高3の終わりにこの道を選んだのは、自然なことだったという。「姉も伯母も看護師で、当時、男性は少なかったのですが、テレビドラマの影響で違和感もなくて」。福山市医師会看護専門学校で学び、そのキャリアは15年になる。直近は福山市民病院に4年間勤務した。循環器系の集中治療室や救急救命センターが長い。「事故や病気の重症者にも接し、色々な科と一緒に治療にあたりました。また、地域と連携して患者さんの退院を考えるプロセスも学びました。今度は患者さんが家で安心して過ごせるよう、またできるだけ入院しなくても済むよう支えていきます」。同時に、看護師に向けても「訪問看護という直行直帰のテレワークができる働き方を広め、ステーション同士の横のつながりを作って、家で過ごす願いを叶える輪を広げてみたい」とも。
 なかなかのエネルギーが要求されるであろう幸尻さんのストレス発散法は、走ること。フルマラソンを約3時間20分で走れるほど鍛えており「マラソンが趣味です。休みがあればひたすら走っていたい」と笑顔を見せる。利用者さんの元へ直行するフットワークも軽そうだ。


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バード訪問看護ステーション
福山市南蔵王6-35-39
℡084-982-8925

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