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異業種リレーの『わ』

特集・読み物


2021.3.10

異業種リレーの「わ」No.716 寶珠堂清水整骨院 院長 柔道整復師 清水 義仁さん

■プロフィール/1990年生、福山市出身。19歳で医療専門学校に入学し、柔道整復師の道に入る。2015年より実家である「寶珠堂(ほうじゅどう)清水整骨院」(福山市沖野上町3丁目8-26、TEL 084-928-7107)副院長、2017年院長、現在に至る



父の院を受け継いで

 


…2代目院長として

 50年前に父が開業した「寶珠堂清水整骨院」の院長を27歳で継いで4年目です。それまでは岡山の医療専門学校を卒業し、大阪の大手整骨院で働いていました。25歳のとき、父からの「忙しいから帰ってこい」という1本の電話をきっかけに、福山に戻ることを決めました。まだ大阪で腕を磨きたいとも思っていたのですが、院長を務める父のもとで副院長として勤務を開始しました。

 院は兄が継ぐものと思っていましたし、父にも継げと言われたことがなかったので、高校は機械科に通い、その流れで工場に就職しました。しかし、体調を崩してしまい、そのとき初めて父から院を継ぐことも含め、柔道整復師の道を勧められました。思えば母も整体師、住まいの一部を院としていたので幼い頃から働く親の姿を見ていましたし、院の手伝いが楽しくて。私の骨折を治してくれた父の凄さも身をもって体験していたので、すんなり受け入れられたんです。


…経験と創意工夫

 院のコンセプトは『治す』です。うちでは、腕が上がらないと来院されても、必ず体全体を手で触って原因をさぐる〝検査〟を行い、原因を突き止めてから治療をします。もしその原因が腰であれば、腕をいくら治療しても治りませんから。検査で原因を見つけることは『治す』ために欠かせない、とても重要なことなんです。私は、その感覚を身に付けるため、専門学生の頃から実家の院で患者さんに頼んで検査の練習をさせてもらっていました。

 それから、私が大切にしていることがもう一つ。それは、患者さんと治療目標を同じにするということです。患者さんがどうなりたいのか、本音がわからないと同じ方向を向けません。なので私は患者さんに対してかしこまらず、何でも言い合える雰囲気づくりを大事にしています。趣味や生活背景を知ることは治療にとても役立ちますし、どんな結果を求めているかも分かりやすい。結果に必要な治療を私が示し、通院回数を擦り合わせると、患者さんにとって無理のない目標が立てられ、それが良い結果に結びついていると感じます。


…レベルアップのために

 土曜の診療後、新技術の修得のため、尼崎へ通っています。患者さんの様々な要求に対応できるように技術の幅を広げたいと思い、通い始めました。

 この仕事は、もはや趣味ともいえるほど好きなので、勉強も苦に思いません。院長になってからは、責任感も増し、仕事に対して一度もマイナスの感情を抱いたこともないんです。

 私の夢は、グループ内に病院を造ることです。患者さんがより楽に通院できる態勢を整えられたらと。私もドクターと働くことでスキルアップできますし、ドクターにとっても信頼できる相手にリハビリを託せるというメリットもあると思うんです。次は、その夢に向け走り出したいと思います。


■No.715 mao.FUKUYAMA 岡本 健吾さんからのご紹介でした。

異業種リレーの『わ』

◎この記事を書いたのは