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異業種リレーの『わ』

特集・読み物


2020.9.16

異業種リレーの「わ」No.699 横山整体院 院長 横山 健太さん

今回は、「KJD URABEダクト」の代表 卜部 賢治さんからのご紹介ご紹介により、「横山整体院(福山市水呑町 TEL084-919-0107)」院長 横山 健太 さんに登場願いました。


患者様の不調に深く長く向き合う整体院

 

…中学生からの夢を実現

 当院は今月、開業10周年を迎えました。草戸町の実家で出張施術をメインにスタートし、慢性痛の他、ケガや故障など幅広い不調にオールハンドで対応する整体師として市内外に出向き、患者様を増やしてきました。結婚して家族も増え、一昨年、ついに住居兼店舗を構えました。店舗部分には木目を多く使い、窓からは庭師が手掛けた緑の世界を眺められるようにして、寛ぎの空間をデザインしてもらいました。患者様の年齢層は50〜70代が中心。下は20代、上は100歳の元気なおばあちゃんまでおられます。完全予約制で、ご自宅まで出張も致します。

 幼い頃から祖父母の肩もみが大好きだった私は、喜んでもらえるの嬉しくて、体の不調を改善できる人になれたらと、漠然とした思いはありました。夢が明確な目標に変わったのは中学のときです。亡き父が、ぎっくり腰で整体院に駆け込んだのですが、あれほど痛がっていたのにずいぶん楽そうな顔で帰ってきて、単純に「すごい!」と感動しました。その瞬間、将来の道が定まり、高校の進路選択でも迷いませんでした。

 念願叶って広島市の整体の専門学院に通い始めたときは、やっと本質に触れられることが嬉しくて、人体の構造に一歩踏み込んだ解剖・生理学などもわくわくして学びました。2年で全課程を修了し、整体師の民間資格を取得。インターンを含めて広島市の整体院と尾道市の接骨院で修行し、あらゆる臨床実績を積んで開業しました。同級生の中でも独立が早かったのは、父の影響ですね。スーパーの店長として毎日楽しそうに働いていて、私も早く一人前になりたいと願っていましたから。


…ケアは患者様と二人三脚で

 慢性痛は、例えるなら姿勢の悪さや無意識的なクセなど、小さな原因が重なった層のようなもの。やっと原因を突き止めたと思っても、外側の一枚にしか過ぎないこともしばしば。薄皮を剥いで剥いで、ようやく核に辿り着けたときは本当に嬉しいですが、そう簡単にはいきません。人間の体は知れば知るほど複雑だと痛感しています。本人の努力がなければ改善が難しい場合が多いので、当院では丁寧な問診と触診で不調の原因を突き止め、患者様と一緒に二人三脚で改善していくスタイルを大切にしています。

 症状の原因により近づける会話の仕方や、改善につながる技術は、広島市の整体院で習得しました。おぼつかない会話しかできなかった私を孫のように可愛がってくれた患者様、毎晩深夜まで研究や練習に付き合ってくれた先輩や同僚のおかげです。会話に深みがなければ、筋肉が硬くなったところを押すだけで終わるということも理解できました。ここで得た「患者様を家族と思って接する」という教訓は、私の中にしっかり根付いています。

 1回の施術は60分〜90分。親指に自分の体重をかけて指圧するので、最初は指の痛みとの戦いでした。10分もしないうちに、もう痛くて痛くて。患者様に気付かれないように、ひたすら耐えていました。親指が反った形で定まり、痛みを感じなくなるまでには1年は掛かりました。


…リモートケアも視野に

 開業時より、友達やご近所さんなど数人が集まった場所への出張施術が喜ばれていましたが、今は新型コロナの影響で個別の施術に切り替わりました。消毒や換気を徹底することで、ほとんどの方には以前と変わらず利用してもらえていますが、会えなくなった患者様もおられます。

 今は、そうした方に簡単なセルフケアを伝える方法を考えているところです。将来的にはリモートでのトレーニングやカウンセリングも視野に入れ、ケアの引き出しを増やしていきたいです。私を信頼してくれる方々が、不調から解放され、生活の質を高められるように、私自身がしっかり精進したいと思います。

異業種リレーの『わ』

◎この記事を書いたのは