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こんにちは!循環器科内科です!

特集・読み物


2020.8.19

No.128 心不全パンデミック

心不全パンデミックとは何ですか?


パンデミックという言葉は、最近よく耳にし、世界的な大流行を意味します。心不全パンデミックも同様で、心不全の人が、世界的に増加してくることを表す言葉です。心不全とは、心臓の働きが弱まって、体全体に十分な血液が送れなくなった状態のことを言います。高齢になると心臓の働きが悪くなるため、これから高齢者が増えてくることで心不全になる人も増えてくることになります。

 また、心不全の人は入退院を繰り返すことが多く、予後不良になりやすいです。そのため入院患者の割合としても増加することになります。

 心不全の程度は、軽症から重症までいろいろあります。軽症の場合は日常生活では症状は現れず、運動すると胸がえらくなります。病気が重くなると軽い運動でもえらくなり、さらに悪くなると、日常生活でもえらくなります。重症の場合は、うっ血性心不全と言って、胸に水が溜まってきます。他に浮腫といって足がむくんでくることも症状の一つです。目安として階段や坂道を上った時に動悸、息切れがする場合は心不全の可能性があります。

 原因はいろいろあります。心不全は心筋梗塞、弁膜症、心筋症など多くの心臓の病気が悪化して、心臓が十分働かなくなって発症します。原因を調べるには、心臓の超音波検査を行い、心臓の動きを見て病気があるかどうか、どの程度悪いのかを調べます。

 心不全は、重症化すると安静にしていても息苦しくなります。また、危険な不整脈も出だしますので、突然、心臓麻痺などを起こす危険性も高まってきます。そうならないように、動悸、息切れがあれば、心臓に病気があるかどうか検査して病気が見つかれば早めに治療を受けましょう。

こんにちは!循環器科内科です!

◎この記事を書いたのは

竹本内科循環器科
院長 竹本 雅雄 先生
福山市大黒町1-8
TEL:050-1220-8886