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こんにちは!循環器科内科です!

特集・読み物


2020.7.15

No.127 心房細動 について

友人が、脈がバラバラになる心房細動だそうです。心房細動になる人は、増えていますか? 


 心房細動になりやすい人は、中高年者、高血圧、飲酒習慣、メタボリック症候群、心臓病、腎臓病、糖尿病、甲状腺機能亢進症の人です。高齢者は増加しているので、心房細動になる人も増加してきます。

 心臓の脈拍は、正常では規則正しくうちます。それは洞結節と言って、同じ間隔で電気刺激を出すところがあるからです。心房細動は、電気刺激が洞結節ではなく、他のところからバラバラに電気刺激が出るために脈が不規則になって心房がうまく収縮できていない状態です。

 心房細動になると、普通、動悸がしたり、胸の不快感が出ます。しかし、慣れてしまうと、特に症状がなくなります。動悸などの症状があってもなくても、自分で自分の脈を調べてみて、脈が乱れていれば、心房細動の可能性が高いです。そうなると、心電図検査を受けて調べることが大切です。

 自分の脈を調べる方法は、手首の親指側に、反対の手の人差し指と中指、薬指の三本の指の指先を押し当てて、拍動を感じるところを見つける。そして、脈が乱れていないかどうかをみることです。心房細動は、脈がバラバラですが、突然心臓が止まってしまうことはありません。

 この病気の怖いところは、脈がバラバラなところではなく、心臓内に血栓という血液の固まりができやすいことです。血栓ができて、それが脳に流れて、脳の血管を詰まらせると脳梗塞を起こします。心房細動による脳梗塞は、脳梗塞の範囲が広く、また重症になりやすく、回復も難しいことが多いのが特徴です。

 血栓ができなければ、正常な人と同じ生活ができ、運動も普通にできます。そこで、脳梗塞が起こる前に心房細動の人をみつけて、血栓を作らないように治療する必要があります。

こんにちは!循環器科内科です!

◎この記事を書いたのは

竹本内科循環器科
院長 竹本 雅雄 先生
福山市大黒町1-8
TEL:050-1220-8886