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異業種リレーの『わ』

特集・読み物


2020.5.13

異業種リレーの「わ」No.687 COW COWステーキ 御幸店 オーナー 村上 禎宏さん

今回は、「マテリアルパソコン教室 駅家校」代表、日野 博文さんのご紹介により、「COW COWステーキ 御幸店(福山市御幸町森脇417-1  TEL:084-961-0080)」オーナー、村上 禎宏さんに登場願いました。


肉で満たされたい気持ちを満たします!

 

…うまい肉をリーズナブルに
 尾道市にある「カウカウステーキ本店」のフランチャイズ1号店として、2018年8月にオープンしました。看板メニューのステーキは、200gの赤身肉にライス、スープ、サラダの食べ放題が付いて税込1千円。その他、年配の方に人気のサーロインや〝究極の赤身〟と呼ばれる希少部位・上ミスジ、食べやすい薄さが好評のローストビーフなど、どれも100gからオーダーでき、いずれもリーズナブルに提供しています。とにかく肉をガッツリ食べたい!と思ったときは当店にお越しください。その気持ちを満足させる自信があります。

 低価格を維持できる理由は、和牛より手頃な米国産の牛肉を、10㎏単位の塊で仕入れているから。その上で、ライス、サラダ、スープはセルフサービスにして券売機も導入し、人件費を削減できているからです。米国産を使う理由は安さだけではありません。脂肪分が少なく赤身が多いため、胃もたれなどが起きにくいのです。サーロインでも、くどさがないのが強みです。肉質は十分にやわらかく、旨みもしっかりあり、お腹いっぱい食べるのに、これほど適した肉はないと思っています。また、冷凍ではなくチルドで仕入れ、店内で私がさばき、洗浄して出しているため、鮮度や衛生面にも自信があります。


…スタッフの支えに感謝

 独立したのは、10年勤めた飲食グループで仕入れや価格設定、業者との交渉、スタッフ管理など、ひと通りの業務を経験し終えた頃でした。私は肉好きで、先輩が本店を営んでいて、ちょうど店を出すのにふさわしい場所に空き店舗ができていた。これだけ条件が揃っていましたから、善は急げとばかりに踏み出しました。料理の経験はほとんどありませんでしたが、先輩や肉屋の知人から基礎を教わり、独学も重ねて、肉の取り扱い方を頭と体に叩き込みました。

 また、スタッフを大切にしていくために、最初から有限会社三心の名で法人化。これまでの経験で、飲食業は夜の人員の確保が難しいことが分かっていたので、本店と同様にランチ営業のみに絞りました。現在、スタッフは10〜20代の女性5人、平日はパートの主婦、土日は高校生が主力です。正社員の勤務時間は9時から17時。残業もゼロなので、パートからフルタイムを目指して頑張っている者もいます。

 一緒に店に立っていて思うのは、お客様との関係づくりはスタッフに任せたほうが断然良いということですね。お客様は自然にスタッフのファンになってくれますし、スタッフもお客様に慕われると、より生き生きと働くことができます。色々なアイデアも出てきて店も活気付きます。肉料理は私の担当ですが、食材をスープやサラダに活用するなどして、それぞれが考えて動いてくれています。頼もしくて、ありがたい限りですよ。


…休業を新たなステップに

 店は現在、新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため休業しています。今月10日には営業を再開する予定でしたが、状況がある程度落ち着くまで自粛の延長を決めました。この未曾有の事態は、色々考える時間を与えてくれましたね。これまでは店内食のみでしたが、再開後は提供スタイルも多様化しなければ。自粛期間を活用し、環境を整える予定です。調理場をホールと隔てるようにDIYで改装し、当店のステーキをお弁当でも楽しんでいただけるようにしたいです。同時に、生肉も販売できるようになれば、今回のように、また何かしらのウイルスで突然休業する事態に陥っても、おいしい肉をお客様に提供でき、自宅で調理して召し上がっていただけます。

 今はただ、1日でも早い事態の収束とお客様とスタッフの健康を願うばかりです。「店が開くのをずっと待っていたよ」と、たくさんの方に再び食べにきていただける日を心待ちにしながら。

異業種リレーの『わ』

◎この記事を書いたのは