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異業種リレーの『わ』

特集・読み物


2020.4.29

異業種リレーの「わ」No.686 マテリアルパソコン教室 駅家校 代表 日野 博文さん

今回は、「中華そば 棗」店主、岡本 隆志さんのご紹介により、「マテリアルパソコン教室 駅家校(福山市駅家町万能倉1256-1 NSビル1F
 TEL:084-976-3729 )」代表、日野 博文さんに登場願いました。

 

「ここだけ教えて」を叶えるパソコン教室

 

…とにかく実践主義
 マテリアルはPC教室のフランチャイズで、全国に20数店あります。自由度が高く、運営スタイルは店主次第。それでいて、全国の成功例を共有できる柔軟な組織です。駅家校は2005年に私が開校しました。講師は私を含め2人、同時に7人まで指導できます。生徒さんの年齢層は小学生からシニアまで幅広く、メインは30〜50代の働き盛り世代。産後の復帰を目指す主婦の方も多いです。目的は、就職に向けたPC資格取得のため、チラシやwebサイトの制作に必要なスキルを磨くため、と実務的です。

 当校のスタンスは、短期間で目的を達成してもらうこと。知りたいことだけ学べるようにした、実践スタイルが好評です。作りたいチラシやホームページがあれば、それを作る工程が授業になります。デザイン制作に欠かせないソフトを使い、文字や写真の加工に挑戦してもらって、チラシが完成したら印刷会社に発注する手順まで指導、ホームページが完成したら、運用・更新の手順まで教えます。

 一方で、「エクセルで作ったグラフをパワーポイントに貼り付ける方法だけ覚えたい」といった限定的な要望にも対応するため、レッスンは回数券制にしています。1回80分。良心的な価格設定にしており、60分の時短レッスンや無料体験もあります。定期的に通う方もいれば、聞きたいことができたときに現れる方もいます。

 こうした教室事業が売上の8割近くを占め、残りはPC修理とチラシ制作などですが、今はウィンドウズ10へのアップグレードの依頼が集中しています。


…過去の経験が糧に

 20代半ばから10年、大手家電量販店の販売員として働き、PCが爆発的に普及した2000年、知人から声を掛けられて転職、フランチャイズのPCショップの店長になりました。私1人で年商3億円を叩き出したのも束の間、競合店の増加とPC価格の暴落により、閉店話が耳に入り、急きょ、PC講師として独立することにしました。

 最初はワードとエクセルのだけの指導をしていました。しかし、それでは集客はほとんどできず、赤字続き。本部に相談して、折込チラシを入れたことで、少しずつ問い合わせが増え、何とか持ち直しました。そこからは無我夢中でしたね。当時、小学生の娘を男手ひとつで育てていましたから。とにかく色々なニーズに対応できるように、デザインソフトや設計ソフトを独学。2年目にクリエイター部門を加えたことで一気に需要が広がり、やっと軌道に乗りました。

 思い返せば、家電量販店でお客様の理解度に合わせてPCの機能を解説してきた経験も、PCショップで身につけた修理のノウハウも、すべてが今に生きています。


…ともにステップアップ

 マテリアルは英語で「素材・材料」を意味します。例えるなら、私は材料として、技術やノウハウを提供するだけ。それを生かしておいしい料理を完成させるのは生徒さん自身です。やり方さえ覚えてしまえば、あとは慣れと応用。チラシひとつにしても、自分で作れば想いをしっかり反映できますし、広告費だって節約できます。挑戦してみて、自分では手に負えないと感じる部分があれば、そこだけプロに頼ればいいんですよ。

 私にとっては、教室に長く通ってもらえることも、生徒さんが満足して卒業していくことも、どちらも同じくらい嬉しいことなんです。先生、資格が取れた!就職が決まった!イベントが盛況だったよ!プレゼンが大成功したよ! そう言って、一人ひとりが喜ぶ姿が、私の生きがいになっています。

 将来的には、オーダーメイドのテキストと動画教材を作りたいですね。ちょっとハードな挑戦にはなりますが、生徒さんに負けず、私も新しいステージを目指したいと思います。

異業種リレーの『わ』

◎この記事を書いたのは