特集・読み物
2020.4.20
公民館長さん、学区のお宝を2つ教えてください!【明王台公民館】
本原眞二館長にお話を伺いました!

学区の基本データ▶︎明王台1〜5丁目、東明王台/1475世帯4116人(2019年4月)
●1つ目のお宝は、3団体で見守る〔青色防犯パトロール活動〕です。

2008年1月に出発式をして以来、地域を見守る活動です。
現在は青色防犯パトロール委員会と学区自治会、子ども育成協議会の3団体が参加して、朝・昼・夜間に、月30回以上運行。犯罪抑止効果から迷い犬捜索まで、あるいは見かけたら安心してもらえる効果も果たしていると思います。
昨年11月、日頃の活動が日本財団より評価され、新しいパトロールカーを贈呈されました。
坂道も快適になった車で、一層強い地域との信頼関係を結びます。続けていきたい活動です。

2008年の青パト出発式をしらせる公民館だより
●2つ目のお宝は〔展望台を含めた緑あふれる景観〕です。

団地ができて約30年。当初は、各家に緑を3本植え、塀は生垣にすると決まっていました。
計画的に整備された町並み、それが明王台です。
その決まりは10年ほどでなくなりましたが、今も各自が世話をする緑が美しい学区です。

明王台1丁目から5丁目、東明王台の6町それぞれに、十分な広さの公園もあります。
公園の名前も、1丁目公園、2丁目公園のようなものではなく、「日和谷風公園」のように、それぞれの特徴に合わせた名前がつけられています。

そして、緑豊かな町の頂上にあり、シンボルとなっているのが展望台。

登ると360度の視界が広がり、時には四国の街まで見えます。
残念ながら春は霞んでいることが多いですね。
その分、桜がきれいですよ。

壁画は明王台高校美術部の生徒が描いてくれたものです。
それまで多かった落書きがすっかりなくなりました。
そしてここは、明王台の貯水池、水がめなんです。
学区全体を潤してくれています。
2つの役割を果たすこの場所も含めて、緑あふれる明王台の景観は、学区住民の力で守られています。
ちょと拝見♡「青パト」に同乗して取材させていただきました

青パト事務局長の倉橋秀人さん(69歳)、委員の竹内亮さん(62歳)ペアの青パトに乗せてもらい、学区のパトロールへでかけました。
出発点は、明王台公民館。
地元の要望で建てられた市内で最も新しい小学校・明王台小学校の敷地内にあり、2階の渡り廊下で校舎とつながっています。
この建物の中に図書室もあるとのことで、ハード面でも学区と公民館の一体感が伺えます。
本原館長(65歳)は、毎月15日に子ども育成協議会役員とペアで乗車して青パト歴6年。
この日は、通りかかった子どもたちと一緒に、手を振って見送ってくださいました。
倉橋さんと竹内さんに、学区のほぼまんなか、緑豊かなコミュニティロードや日和谷風公園、展望台の見回りを兼ねて、案内していただきました。
また、展望台の上まで一緒にあがり、説明もしてくださいました。
花見や花火のときは、特に賑わう場所だそうです。
青パトのやりがいについて、定年後にスタートされたとのことで「少し気持ちに余裕ができたので、地域のことに目を向けながら、安全な町をみんなで作る役に立てたら」と話しておられました。
御礼
町そのものが計画的に作られており、青パトで見回る活動を3つの団体でおこなっているなど、景観も生活も自分たちで守っておられるという印象をうけました。
小学校のグラウンドに気球が上がったこと、クリスマスシーズンにイルミネーションが輝くこと…以前に取材させていただいたときのことで、あれこれと話が弾み、つい長居させていただきました。
本原館長、明石様はじめ公民館のみなさま、倉橋様、竹内様、突然の声かけにも関わらず登場してくれた子どもたち、許可してくださった保護者様、ありがとうございました!
byトロッコ
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