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Human Close Up 顔

特集・読み物


2020.1.29

ー 働くお母さんの応援隊 ー 仲間を増やして全国モデルに【株式会社プロエイド】




株式会社プロエイド
統括責任者
山村 武尊 さん(37)


0〜100歳超の世代融合事業
 南蔵王町で介護(のどか小規模多機能ホーム)、保育(わくわくキッズ南蔵王)の他、学童や放課後等デイサービスを展開するプロエイド。0歳〜
100歳以上約120人が利用する、世代を超えた現場を緑のジャージ姿で駆け回っているのが、「どの事業も〝働くお母さんの応援隊〟がコンセプト」と語る統括責任者の山村さん。
 府中市に生まれ、介護系に進もうと決めたのは8歳のとき。当時盛んだったゲートボールに夢中になり、子どもながらにこう思った。「介護の仕事をすれば、おじいちゃんおばあちゃんと一緒にいられて、ゲートボールができる。2つの〝大好き〟が叶う」と。夢はずっと変わることなく、迷わず専門学校に進んで介護福祉士になった。「三原のオーシャンビューのぼろアパート」に住んで尾道の介護福祉施設へ勤務。9年後にNPO法人で居宅介護支援事業を立ち上げて、2015年からは、設立に努めたプロエイドの運営を任されてきた。
 


3月クララボ開設、仲間を募る
 同社が建設中の新施設「Kura  Lab」は、1階が介護事業所、2階が児童発達支援事業所と、誰でも利用できる絵本ライブラリーを予定する複合施設。本物の畳を使った壁や階段状の本棚など、ハード面の工夫を凝らす。また、保育士や児童指導員、介護福祉士を募ると同時に、働きながら資格取得に向けた意欲ある人の応援にも積極的で、ソフト面の充実も図る。地域の人には絵本の読み聞かせや修理の力も借りていく。「地域の方の持っている力に頼りながら、幅広い年代と分野の共助を実現する施設。社会福祉法人だったら難しくても、民間企業なら小回りも効いてやりたいことを率先して実行に移せる強みがある。地域と世代間交流のモデルケースになり、全国の人に真似してもらえるようにしたい」。長い間「今働いている施設だけ、出勤中の8時間だけが良い介護では自己満足にすぎない」と悩んできたと言い、「モデルになることで、やがては行政や制度を動かしたい。それが全ての福祉の底上げにつながるから」。溢れるように近未来が語られていく。そこが山村さんの描くゴールだ。



8歳からの夢を貫きながら
 そんな彼に親しみを込めて「ジャイアン」と呼ぶ人も少なくない。きっと、いざという時「俺に任せろ」と頼りになる心強い存在、という褒め言葉なのでは?と確認すると「自分にとっての介護は、大事な家族と一緒に過ごすイメージ。それで給料が発生する夢のような仕事。ただ打ち込んでいるだけですが…」と照れ臭そうに受けとめた。現在も福山消防のチームでゲートボールを続け、ガキ大将のような純粋な気持ちのまま、2つの〝大好き〟を貫き続ける。 
 市民団体「Chaff〜子どもと福祉のかけはしに〜」の代表でもある。


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