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特集・読み物


2019.12.25

ー 走る人生に山あり谷あり ー 今は誰かを応援することに専念【ゆたか鍼灸整骨院】




ゆたか鍼灸整骨院
院長
又刈 宏和 さん(37)


オリンピックに行けると思った
 ゆたか鍼灸整骨院院長の又刈さんは、今でこそ患者を痛みから解放する応援人生だが、自らケガや病気と戦いながら〝走る〟人生も経験してきた。
 府中市出身で、「中学1年のときは腎臓が悪くて体育の授業すら一度も出られなかったんです」と語り始めた又刈さん。2年生で医師の許可がおりると、すぐに長距離走で頭角を現し、県内外13高校から声がかかるまでに。駅伝の超名門・世羅高校へ進学すると、1年生で国体に出場、3千mで県新記録を出した。また、1・2年生で唯一、全国高校駅伝のメンバー入りし、6位入賞。「この頃の自分は、オリンピックに出られるものと確信していました」。
 しかし2年生で腰椎すべり症になり、全国駅伝でも振るわず。3年生も夏まで全く練習できず、福山へ整骨院通い。9月にようやく練習を再開した。その状態で、11月の中国高校駅伝で区間新記録を樹立。これは20年近く経った今も破られていないタイムだ。12月の全国高校駅伝で2区区間賞。「走るのをやめようかと考えたところから、必死で練習した結果でした」。
 


実業団でニューイヤー駅伝へ
 卒業後は、早々に内定していた現在のJFE競走部に入り、3年間在籍。その間に、全日本1500m3位、5000m8位、ニューイヤー駅伝(全日本実業団対抗駅伝)出場を経験した。だが、「1か月1200㎞走り込んで無理しすぎました。必死の練習は良い結果だけを生むわけではなくて…」。ヘルニアなどの故障もあり引退した。
 その後、スポーツトレーナーを視野に柔道整復師の資格を取得し、機能訓練指導師として介護の職に就く。だが立っていられないほどの腰痛で、かつて自分を支えてくれた整骨院の仕事に転職。ここで、ようやく完治したことでこの職を全うすると決意した。



やりたいことができる身体に
 「介護施設と整骨院という誰かを応援する仕事」を13年務め、今年7月に開院。「まずは自分が心豊かに、そして痛みのある人を思いやって生きられるようにとの願いを込めて〝ゆたか〟と名付けました」。無料駐車場を準備し、各種健康保険や労災、交通事故にも対応する中で「特に」と1つ挙げたのは「手技と経験により痛みのある場所を探り、そこに微弱電流を流して、人体の乱れた電流の流れを正す施術が得意です」。自分も楽になったという。
 「今は、どこも痛くない。仮に痛くなったら原因も治療法もわかっているので、自分で自分を治せる」という又刈さんだが、今はもう走っていないそうだ。「治すほうに専念しているからです。今だに、あのときケガや故障が無かったら…と考えることがあります。だからこそ、走りたいけど走れない、やりたいことができない痛みやつらさと戦っている人を応援したい。自分と同じ気持ちにさせたくないので」と力を注いでいる。



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ゆたか鍼灸整骨院
福山市船町6-16     TEL:084-983-1177

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