特集・読み物
2019.11.13
あなたの学区のお宝を2つ教えてください!【蔵王公民館】
蔵王公民館の髙村幹次館長にお話を伺いました。

1つ目の宝は、県の文化財「蔵王のはね踊り」です

蔵王小学校の児童たちが授業の中で学ぶようになって久しく、毎年秋の例大祭では小学生も揃いの浴衣を着て大人に混じり、鉦(かね)や諫鼓(かんこ/小太鼓)、大胴(おおどう/大太鼓)を打ち鳴らして踊っています。
今年は総代が、木と和紙で作った50個の灯篭を参道の石段に並べたことで、前夜祭はとても幻想的な雰囲気になりました。来年は、子どもたちに灯篭に絵を描いてもらい、さらに賑やかにしていきたいです。

演目は『田舎芝居・令和の「コミカル忠治」』。国定忠治番外編として作った、完全オリジナルストーリーです。芝居経験がある佐藤吉伸さんが脚本と演出を担当し、主役の忠治を熱演。はね踊り保存会の有志も含め、メンバー11人が出演しました。
ドローンやスマホ、ペイペイなど、令和ならではのテクノロジーが登場する20分間の喜劇で、私も黒頭巾を被って物語を解説する黒子役を務めました。
文化祭は、学区民の趣味の作品が並ぶ展示の年と、カラオケやステージなど芸能発表する年とが交互になっています。一昨年の芸能発表の年、私を含めた役員の反省会で「もっと活気づけようや!」と意見が出て一念発起。9月から稽古を重ねてきました。10月には幟30本を新調して学区内に立て、皆さんに来場を呼びかけました。
その甲斐あって祭りは大成功。劇ではおひねりまでいただきました。この経験を糧に、今後も我々が率先して新しいことにチャレンジし、皆さんのまちづくりに参加する意欲を高めていきたいです。
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