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異業種リレーの『わ』

特集・読み物


2019.10.16

異業種リレーの「わ」No.667 雑貨ショップ レガロ オーナー 森 優子さん

今回は、「イシケン株式会社」代表取締役、石川 倫之さんのご紹介により、「オトナカワイイ雑貨shop Regalo(福山市柳津町2-3-34 TEL:084-939-6155 )」オーナー、森 優子さんに登場願いました。


オトナカワイイ雑貨も、ここで過ごす時間も贈り物

 

…子育てしながら起業

 レガロはスペイン語で「贈り物」。自分へのご褒美や誰かへのプレゼントがみつかる「オトナカワイイ雑貨屋」を目指し、2010年、三原市で開業しました。現在は福山に引っ越し、昨年6月、柳津町に2号店をオープン。三原店は閉めて、倍以上の広さになったこちらに集約しました。

 店内には、インテリア雑貨やガーデニング用品、洋服、アクセサリーなど、デザイン作家の一点モノをはじめ、近場では見かけない雑貨を幅広く取り揃えています。例えば食器類でしたら、手書きの藍の筆模様がカワイイ和食器「ブラッシュブルー筆青」シリーズをセレクトしています。

 起業した理由は、色々な年齢層のお客様と会話できる場所を作りたかったから。そして、子育てしながら働ける環境が必要だったからです。私自身が子育て中に孤独に苛まれた経験から、同じ想いをしているお母さんたちを励ましたくて、店のコンセプトは「今日の笑顔を明日の元気に」としています。


…売り場作りを楽しむ

 雑貨の専門学校で経営の基礎を学び、雑貨屋でのパート勤務も経験しましたが、実際に開業すると大変なことだらけ。一番気を抜けないのは売り場作りです。商品に魅力を感じてもらえるかどうかは陳列次第。例えば、ワインホルダーの隣にソルトペッパーを置くなどして関連品でまとめたり、1人暮らしの女性を想像したコーナーを作ったり…。あくまで妄想の世界ですが、私たちが素敵と思うコーナーや楽しんで作ったコーナーは、組んだそばから商品が売れることを実感しました。

 商品選びは直感もありますが、エレガントな人や個性豊かな人など、様々な人になりきって選ぶことで、系統が偏らないように工夫しています。よく、仕入れとトレンドリサーチを兼ねて出向く東京での展示会でも、色々なお客様を思い出しながら選んでいます。開催期間中は毎日会場を回りますが、基本的には一目惚れしてもすぐには買わず、翌日も惹かれたら仕入れるようにしています。どんなに素敵でも、店の雰囲気に合わなければその商品を殺してしまいます。逆を言えば、うちに合わない場合は、その商品を生かすためだけのコーナーを作っています。

 こうしたことはスタッフもよく理解してくれていて、20代、30代、40代と、それぞれの目線で素晴らしい陳列を考えてくれています。それが、学生からシニア層まで、幅広い年齢層の方々の来店に繋がっているのです。


…カフェ&レンタルスペースも

 これまで数え切れないほどのお客様と、頑張り屋のスタッフに支えられてきました。お客様には、もっとくつろいでもらいたくて、今の店ではカフェとレンタルスペースを併設しています。カフェでは、地元の焙煎珈琲店から仕入れたこだわりのコーヒーと、福山では当店だけが取り扱っている、甘さ控えめで風味豊かなジェラートをお楽しみいただけます。一番人気は真っ黒な黒バニラ、二番手は豆腐ミルク。季節限定のフレーバーもあります。レンタルスペースは広さが約40㎡あり、1時間1千円で貸し出しています。趣味の会やイベントなどを開いて、たくさんの人が出会い、繋がってくれたら嬉しいです。

 「失敗を経験するのもいい人生」。これは、起業を迷っていた私の背中を押してくれた母の言葉です。この一言で心が軽くなり、「全てを完璧にはできないけど、お客様に見守ってもらいながら頑張ろう」というスタンスで一歩踏み出すことができました。気付けば来年の秋には10年目の節目を迎えます。今後もスタッフと力を合わせ、「あそこだったら何かがみつかる、誰かに会える」。そう思ってもらえるレガロに育てていこうと思います。

異業種リレーの『わ』

◎この記事を書いたのは