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こんにちは!循環器科内科です!

特集・読み物


2019.9.19

No.117 欠代について


時々、脈が飛びます。心配ないでしょうか?


時々脈が飛ぶのは不整脈です。多くの場合、上室性期外収縮か心室性期外収縮で問題ないのですが、時に治療が必要な場合があります。

 心臓は心房と心室に分かれ、心房と心室はそれぞれ左右の2つに分かれます。合計4つの部屋から心臓はできています。

 心臓は電気刺激を与えると収縮します。正常の場合、右心房の上にある洞結節というところから、規則正しく電気刺激が出ます。その刺激によって、まず心房が収縮し、次に心室が収縮します。これが正常の場合の心臓の収縮です。

 期外収縮というのは、この洞結節以外の場所から出た電気刺激によって心臓が収縮する場合をいいます。上室性期外収縮は、電気刺激が左右の心房から出た場合、心室性期外収縮は、左右の心室から出た場合をいいます。

 上室性期外収縮は、血流にあまり影響は出ません。脈も触れるし血圧も測れます。心室性期外収縮は、心臓から出る血液の量が正常より少なくなります。そのため、脈拍は触れず脈が飛んだように感じます。自覚症状も、上室性期外収縮のほうが軽く、期外収縮が出ても気付かない場合が多いです。心室性期外収縮は上室性期外収縮よりも症状が強く現れやすく、胸がドキンとしたという表現をされることが多いです。

 どちらも1回出ただけですぐに元の正常の脈に戻れば問題ありません。問題は、連続して出た場合です。上室性期外収縮が連続して出ると、上室性頻拍症という病気です。安静にしていても走っている時のように脈が早くなりますので、動機がして苦しくなります。心室性期外収縮が連続して出ると心室性頻拍症という病気です。この場合は血圧が測れずショック状態になり、とても危険な状態です。心室細動になることもあり、できるだけ早く元の脈に戻す必要があります。



こんにちは!循環器科内科です!

◎この記事を書いたのは

竹本内科循環器科
院長 竹本 雅雄 先生
福山市大黒町1-8
TEL:050-1220-8886