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こんにちは!循環器科内科です!

特集・読み物


2019.7.18

No.115 徐脈について



脈が遅いのですが病気でしょうか?


脈拍は1分間に50回から100回までが正常です。1分間に50回より少ない場合、徐脈といって正常より遅いと呼びます。100回より多い場合は、頻脈といって正常より早いと呼びます。

 徐脈の原因はいろいろあります。一番多いのは運動をしている人が徐脈であることです。普通運動をしている時は脈が早くなります。運動をして体を鍛えていると体がその状態に適応して、運動中もあまり脈が早くなりません。その場合、運動をしていない時は逆に脈がゆっくりになります。いわゆる「スポーツ心」と呼ばれているもので、よくみられる状態です。

 特に、体に長時間負荷をかけるマラソンなどをしている人は、安静時の脈はとてもゆっくりで1分間の脈が40回前後のことも多くみられます。これは、体が順応して徐脈になっている状態ですので問題ありません。

 今は運動をしていないが、以前運動をしていたことがあるという人も徐脈です。日常生活には問題ありません。運動をしたことがなくても、力仕事などをしている人も脈がゆっくりですが、こちらも問題ありません。

 特に運動をしたこともないのに、脈が1分間に40回ぐらいしか打たない時は、何か病気があるかもしれません。めまいや動悸、胸部不快感など症状があれば、心臓の精密検査を受けることをお勧めします。心臓に病気があり、脈がうまく打てない状態なのかもしれません。

 心臓の中の、定期的に電気刺激を出す洞結節という所が、うまく電気信号を出せない状態なのか、または電気信号は正常に出ているのに、その電気信号がうまく心臓に伝わらない状態なのか、心臓に伝わった電気信号が途中で途切れているのか、調べる必要があります。検査は24時間心電図といって、小さな心電計を体に24時間付けて、脈がちゃんと打っているかどうか調べます。

こんにちは!循環器科内科です!

◎この記事を書いたのは

竹本内科循環器科
院長 竹本 雅雄 先生
福山市大黒町1-8
TEL:050-1220-8886