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こんにちは!さとう歯科です。

特集・読み物


2019.7.13

認知症と口腔ケアの関係 


母親が軽度の認知症になりました。認知症になったら歯科に行って口腔ケアを受けた方がいいと聞きましたが、どんな関係があるのでしょうか。【53歳 女性】


  口腔内を清潔に保つことは、体全体の健康につながります。認知症の方は、認知症の種類や進行度により個人差はありますが、口腔内を清潔に保つことが難しいです。今回は口腔ケアの効果を説明します。

●唾液の分泌を促進する
 唾液には歯や口の粘膜を保護したり、虫歯や歯周病を予防したりする役割があるため、唾液の量を増やすことは口腔ケアにおいて重要なポイントです。残留物や細菌で口腔内が不衛生な状態では、唾液が出にくくなり口の中が乾燥します。口腔ケアで口の中を清潔にすると、唾液の分泌が促進されます。また、歯ブラシなどで「唾液腺」を刺激して働きを活発にすることでも、意図的に分泌量を増やせます。 


●感染症や発熱を予防する
 口の中にいる細菌の中には、表皮感染症や食中毒を引き起こす「黄色ブドウ球菌」、呼吸器感染症を引き起こすおそれのある「肺炎桿菌」など、全身疾患の原因となる菌も存在します。しっかりケアをしないと口腔内が菌の温床となり、感染症や肺炎にかかりやすくなることも。口腔ケアには、感染症や発熱の予防という効果もあるのです。


●誤嚥性肺炎を予防する
 嚥下(食べ物を飲み込むこと)機能が衰えると、食べ物や唾液が気管に入ってしまうことがあります。このとき、口腔内の細菌が肺に入って起こるのが「誤嚥性肺炎」です。口腔内の汚れや細菌を減らすことは、誤嚥性肺炎の予防につながります。誤嚥性肺炎は高齢者の命にかかわることもある怖い病気なので、しっかり予防することが重要です。


●口腔機能の低下を防ぐ
 高齢者は、「噛む」「飲み込む」「呼吸する」「話す」「表情を作る」といった口腔機能全般が低下しやすい傾向にあります。口腔機能が衰えると、十分な栄養が摂取できなくなり、免疫力の低下や摂食障害につながります。口腔ケアを通して口腔機能を向上・改善すれば、体全体の健康の回復が期待できます。

 認知症が進むと、介護者が介助磨きをする必要がありますが、いきなりではなかなか難しいです。もし認知症とわかったら、早めに歯科を受診し、検診を受け、認知症が進む前に、口腔ケアの予定を立てておく必要があります。

こんにちは!さとう歯科です。

◎この記事を書いたのは

一般歯科・小児歯科・歯科口腔外科・矯正歯科
さとう歯科クリニック
TEL:084-931-7960



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