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異業種リレーの『わ』

特集・読み物


2019.5.30

異業種リレーの「わ」No.653 NAILSALON Lovers♥MOMO 代表 神原 寛子さん

今回は、「シブハチ有限会社」の代表取締役専務、澁谷千晶さんからのご紹介により、NAILSALON Lovers♥MOMO(ラバーズ・モモ、福山市千田町2-34-26-3 TEL:084-955-2056 )」代表、神原 寛子さんに登場願いました。

 

手描きの技術と接客で、長く愛されるネイリストに

 

…コンプレックスが道を拓く

 2008年に開業し、今年で11年目。ラバーズ・モモではジェルネイルやマニキュア、付け爪などネイルアート全般に対応していますが、得意分野はアクリル素材を爪にのせて長さを出し装飾するスカルプチュアネイルです。このスカルプとの出合いが、ネイリストを目指すきっかけになりました。

 ずっと自分の爪が短いことがコンプレックスで、高校卒業後、初めて行ったネイルサロンで、当時出始めだったスカルプをしてもらって心底感動。まだネイルサロンは数えるほどしかない時代でしたが、あまりの美しさに「これは絶対に流行る!」と確信し、競合の少ないうちに開業したくて、急いで岡山県のネイルスクールで技術を身に付けました。

 開業資金は、友達や口コミのお客様に施術しながら別のバイトもして貯め、結婚を機に、同じスクールに通っていた友人を誘って西深津町で開業しました。店名の「モモ」は飼っていたウサギの名前です。ピンク色が好きだったのと、尊敬する先生が愛猫の名を店名にしていたことにあやかりました。

 現在の自宅サロンへ移転したのは2012年。10年来のお客様も多く、最近は親子で来店される方も増えました。今は三姉妹で経営していて、2つ下の妹はアイリスト(まつ毛ケアのプロ)で、まつ毛エクステにも対応しています。一番下の妹は私と同じくネイリストです。


…派手めネイルが強み

 ネイルを一般に浸透させたのは、今主流の合成樹脂を光で固めるジェルネイルです。ジェルが登場してからの10年でネイリストという職業も定着しました。開業時はまだマニキュアとスカルプしかなく、特にスカルプは10本で3万円超!頻繁には通えないお値段でした。それでも私は、すぐにブームが来て商材価格は絶対に下がると見込んでいたので、最初から料金を低くし、たくさんアートを楽しんでもらってファンを増やしてきました。

 今は、短い爪に肌に馴染む色合いのジェルでアートを施す「オフィスネイル」を楽しむ人が増え、ジェル専門のネイリストも増えました。が、スワロフスキーをはじめとするキラキラパーツを盛り付ける派手めネイルが好きな人も少なくありません。ジェルでも華やかにできますが、自爪をコーティングするだけなので限界があります。一方で、スカルプは長くして好きな形に整えることができ、硬度も美しさもジェルよりワンランク上。厚みもあるので表現の幅だって広がります。

 近年はスカルプが得意なサロンが減っている分、「派手めネイルならモモ」と思ってくださる方が増えていて、ありがたいです。


…技術に最旬をのせる

 IT化が進み、いずれネイリストは不要になると言われていますが、手描きには手描きの良さがあるので、仕事が無くなることはないと思っています。爪は質や硬さ、形などの個人差が大きく、機械で全てはカバーしきれません。それに、短くても2時間、最長で4時間という長い施術時間を、ネイリストとおしゃべりして過ごすのが楽しいと言ってくださるお客様が大半です。

 かつて、ネイルは商材屋がブームをしかけていましたが、今は個人のセンスがSNSで拡散される時代。ファッション感度の高い方はトレンドを把握するのも早いので、私もプロとして常に、お客様を飽きさせないようにアンテナを張り巡らしていなくては。「ネイルを長もちさせる」という大前提を守ったうえで、最旬のデザインを取り入れ続けることができれば、ネイリストはこの先も必要とされるはずです。自分の体力がなくなるまで、この仕事ができたら嬉しいです。


異業種リレーの『わ』

◎この記事を書いたのは




ビューティーサロン2019