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異業種リレーの『わ』

特集・読み物


2019.4.8

異業種リレーの「わ」No.648 有限会社マツシタ 専務取締役 松下 直道さん

今回は、「天然石ステージワン」代表、岡村健太郎さんのご紹介により、「有限会社マツシタ(福山市新市町宮内230 TEL:0847-51-3371 )」専務取締役、松下 直道さんに登場願いました。

 

プラスαのサービスで頼ってもらえる塗装屋に

 

…建築塗装全般

 マツシタは、地元・新市町に根ざして54年目を迎える塗装屋です。創業者の祖父は、夫婦二人三脚で丁寧な住宅塗装を徹底し、信頼の礎を構築しました。そして父の代になって、マンションや工場、病院、コンビニ、スーパーなどの、外壁・内壁、床、屋根に至るまで、建築塗装全般を請け負うようになり、多種多様な環境、用途に応じた適正なノウハウを培ってきました。

 事業を拡大できた理由のひとつは、創業から半世紀を超える実績を、元請けから認めていただいたことです。加えて、全国約2300社の建築塗装業者で構成する「一般社団法人日本塗装工業会」に所属したことで、新しいネットワークが築けたことも挙げられます。他県での出店を考えているお客様に、信頼できる現地の業者の紹介も可能になり、逆に、全国チェーンの新店舗が備後界隈にできるときは、その塗装業務を一任していただけるようにもなりました。

 チェーン店は、都市部でデザインされた最先端の技術が必要な建物が多く、特殊素材への塗装経験や知識を蓄積できます。拠点を新市に置きながら、地方と都市の両方のニーズに対応できる体制を、徐々に整えることができました。



…下積みが今に生きる

 中学生の頃は夏休みに父親について現場に出て、作業後のごみ拾いをして小遣いを稼いでいました。高校卒業後、広島市内で土木の仕事に就いてからも、週末は実家に戻って現場を手伝っていました。家業に就いたのは21歳のときです。

 はじめの5〜6年は自社の職人について現場で修行しました。仕上がりや塗装の寿命を左右する下地処理を丁寧に施す方法、塗り継ぎや色むらのない塗り方、時間や季節を考慮した塗装工程など、基礎的なことを全て、感覚的に理解できるまで学びました。この経験のおかげで、今も職人たちとの会話をスムーズに進められます。

 使う道具についても学ぶことは多いです。雨の力を借りて汚れを流せる塗料や、花粉対策用の塗料、塗料の飛散が少ないローラーなど、常に機能性や作業性を高めたものが開発されますし、その一方で、法改正によって使えなくなるものもあります。時代に適合した良い物を使うことは当然ですが、「良い物=ベスト」とは限りません。なぜなら、壁や床の素材と塗料、ローラーとの相性があるからです。私たちは、それを経験値で見極め、材料の機能を最大限に発揮できる塗装を心掛けています。


…お客様に喜ばれることを

 現在は営業業務や、経営を引き継ぐ準備として経理業務にも携わっています。現場から少し離れたことで、「もっとお客様のためになることを」という想いが強まりました。若い頃は先輩の機嫌を伺ったり、儲けを考えたりもしましたが、今は「サービスの範囲内で、ついでにできることがあればして帰る」というスタンスでいます。よく喜ばれるのは、タイヤや鉢といった不用品の引き取りなど、ちょっとした困りごとを塗替えのついでに請け負うことです。作業自体はそんなに労力を要するものでもありませんし、それがきっかけで、外壁の塗り直しを検討中のお友達を紹介していただけることもありますから。

 もっと気軽に頼ってもらいたくて、外壁のひび割れや天井のシミなどの応急処置も請け負っています。断熱工事もできますし、雨どいの掃除や網戸の張替えなど、塗装とは関係ない困りごとも積極的に受けているので、「おたくは塗装屋さんだったのね」と言われることも増えました。

 弊社は今、下請け業務が8割、元請けが2割です。自分自身が16歳〜3歳の4人の子どもの父親でもあるので、10年先、20年先を見据えると、やはり元請け業務を増やしていきたいところです。福山界隈の人にマツシタという塗装屋を知ってもらえるよう、幅広い対応を地道に積み重ね、困ったときに一番に思い出してもらえる身近な存在になりたいです。



異業種リレーの『わ』

◎この記事を書いたのは




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