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こんにちは!日帰り手術専門の医療施設です!

特集・読み物


2019.3.30

No.13 下肢静脈瘤の合併症について③

下肢静脈瘤うっ滞症候群

静脈瘤などによって、下肢静脈のうっ血が長期間続くと〝うっ滞症候群〟と呼ばれる様々な症状が出てきます。今回も、前回に引き続き述べていきます。

⑥出血

 細い静脈瘤から皮下に出血して、いわゆる青あざとなることもありますが、静脈瘤による皮膚症状が高度に進行すると、皮膚が薄く弱くなり、静脈瘤が破れて外に出血することがあります。特に長時間の立ち仕事をした後や入浴後に出血すると、噴水のように大量出血してショック状態に陥ったり、最悪の場合は死亡する危険もあります。出血はうっ滞症候群がひどくなくても、ゴマ粒のような小さな瘤や局所的な色素沈着、湿疹を伴う小さな潰瘍等から、突然大出血を起こすことも稀ではありません。静脈瘤から出血した時は、出血部分をタオルなどでしっかり圧迫して(押さえつけて)、足を高く挙上すると止まります。そのままタオルなどで強く縛って必ず医療機関に連絡・受診してください。


⑦蜂窩織炎(ほうかしきえん)

 細菌(ばい菌)が皮膚から侵入し、静脈瘤ができたために血液の循環が悪くなり、感染に弱くなっている皮下組織などで、細菌が繁殖した状態が蜂窩織炎です。水虫や靴擦れ等の小さな傷から細菌が皮下に入り込んで皮下組織内に広がると、足は赤く腫れあがり、強い痛みと高い熱が出ます。細菌を殺す抗生物質を早期に使用すれば数日以内に改善しますが、治療が遅れると細菌が血液に入って全身に回り、敗血症と呼ばれる重篤な状態になることもあります。静脈瘤ができた部分はケガや感染に弱いので、下肢静脈瘤の根治手術を受けるまでは、圧迫療法を行い、ケガなどから足を守る注意が必要です。



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◎この記事を書いたのは

山本醫院
院長 山本 裕 先生
福山市引野町北2丁目8-28
TEL:084-943-2777



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