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長浜学区ニュース

特集・読み物


2019.3.11

あなたの学区のお宝を2つ教えてください!【長浜公民館】

長浜公民館の三好邦男館長にお話を伺いました。




1つ目のお宝は、防災遊歩道「希望の長浜ロード」です



2014年2月の歩き初めの様子



長浜小学校の北側にある「希望の長浜ロード」は、雑木林を抜ける約100mの小道です。この通りは、防災遊歩道として地域の人たちで整備し、2014年に完成しました。


地域の大半が海抜0mという我が学区において、高台にある小学校は最高の避難場所。東日本大震災で津波災害の恐ろしさを知った私たちは、校舎南側の通学路とは別に、もう一つ避難路を確保することにしたのです。


当時、ジャングルだった山に分け入り、延べ250人で2年がかりで遊歩道をつくりました。








廃材を積み重ねた倉庫のようなものもあり、手作業で撤去しました。










伐採した雑木を運び出したり、大量のごみを廃棄したり。








ユンボの登場で、道づくりは一気に進みました。








“プラ擬木”を使って道の脇を整えたあとは、一輪車で何往復もしながら砂利を運んでいきました。








最後は、製鉄技術のある地域の人のおかげで立派なアーチも完成。名前は公募し、小学生が名付けたものです。このとき記念に植樹した桜の苗木は、まだ幼いながらも花を咲かせるようになりました。




この長浜ロードを、地域防災のシンボルとしても、健康のための遊歩道としても、皆で維持管理していきたいです。





 
 
2つ目のお宝は、幕府献上の幻の焼き物「岩谷焼」です。



「岩谷焼」は長浜学区の「皿山地区」で作られていた焼き物です。江戸時代の文政年間(1818〜1829年)に誕生したといわれています。


その頃、皿山地区は「岩谷」という地名だったため「岩谷焼」と呼ばれるようになりました。






岩谷焼は、ご覧の通り色鮮やかな美しい色が評判で、鞆の保命酒を入れる徳利として使われるようになると、たちまち福山藩の貴重な産業の一つに成長。そして、幕府への献上品としても使われ、全国に名を馳せていったのです。



残念ながら窯は、材料に使われる粘土が掘り尽くされてしまった1884年(明治17年)に閉じられてしまいました。そのため、岩谷焼は個人が所蔵するものが残っているだけで、現在はほとんど目にすることがなくなった幻の焼き物とされています。



ちなみに皿山地区は、JFEスチール(鋼管町)のすぐ目の前にあります。そして、焼き物に必要な土・水・火の神様を祀った「三神社」があり、今も地元の人がお参りをしています。





【三神社】


民家裏の竹林を進むと、おとなが一人通れるくらいの小さな鳥居があり、






そのすぐ先に、小さな祠があります。三神社です。






祠の下には、ご神体の岩谷焼があります。







周辺に残る陶器のかけらが、窯の名残を感じさせます。




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