ぷれこweb
ぷれこサイト内検索!
Loading

Prekoトップページ > ぷれこニュース > 福山市に刀剣寄贈 エフピコ創業者・名誉市民 小松安弘さんコレクション
ぷれこニュース

ぷれこニュース


2019.1.26

福山市に刀剣寄贈 エフピコ創業者・名誉市民 小松安弘さんコレクション


 国宝と重要文化財などに指定されている刀剣14点が、福山市に寄付された。食品トレーのナンバーワンメーカー、エフピコ(本社:曙町)の創業者で、福山市名誉市民の小松安弘さん(1937-2017)のコレクション。
 1月16日、市役所で寄付受納式が行なわれた。ふくやま美術館が所蔵して活用することになり、国宝の刀剣所蔵数は、全国2位になった。


「江雪左文字」など国宝7点 重文6点
ふくやま美術館で活用

 寄付された刀剣のうち国宝は7点。


 なかでも「太刀 銘 筑州住左(江雪左文字/こうせつさもんじ)」 は、南北朝時代の製作で、徳川家康に献上され、その後、紀州徳川家で昭和初期まで所蔵されたもので、左文字の銘がある太刀としては現存唯一。他の6点は鎌倉時代〜南北朝時代の作。「太刀 銘 正恒(まさつね)」、「太刀 銘 吉房(よしふさ)」、「太刀 銘 則房(のりふさ)」、「太刀 銘 国宗(くにむね)」、「短刀 銘 国光(名物会津新藤五/めいぶつあいづしんとうご)」、「短刀 銘 左 筑州住(太閤左文字/たいこうさもんじ)」も、いずれも来歴がはっきりしている。
 ほかに重文6点と、福山藩主阿部家伝来の「刀 無銘 伝長義(でんちょうぎ)」が寄付された。
 計14点はいずれも、「小松コレクション」として、ふくやま美術館に寄託され、過去の展示でも大きな反響を呼んだ。今回の寄付で国宝の刀剣所蔵数は、東京国立博物館の19点に次ぎ、徳川美術館(名古屋市)と並んでおり、ふくやま美術館の宮内ちづる学芸課長は「他の美術館との貸し借りがしやすく、企画展示の幅も広がる」と価値を語る。
 受納式に出席した小松さんの妻で小松安弘興産代表の啓子さんは、「生前、地域に貢献したいと言っていましたから、主人も喜ぶことでしょう」。エフピコの佐藤守正社長は「貴重な刀剣を散逸させてはならないという遺志を継いで活用して欲しい」と伝え、枝廣市長は「他に類を見ない貴重なコレクション。多くの人に見てもらえるようにする」と感謝した。

ぷれこニュース

◎この記事を書いたのは

ぷれこからの最新ニュースです!


忘新年会特集2018→2019