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2018.12.26

福山版「今年の漢字」

覚巖様と、揮毫していただいた「興」の字

 2018年の福山を象徴する漢字一文字を、福山開祖・水野勝成公の菩提寺である「南陽山 賢忠寺」(寺町)の水野覚巌 前住職(84歳)にお考えいただきました。

 来たる2019年も、読者のみなさまにとってどうぞ良い年でありますように。


 水野覚巌 前住職が80㎝×110㎝の和紙に墨痕鮮やかにしたためてくださった今年の漢字は「興」。

 「興という字は、コウ・キョウ・おこる・おこすの読みがあり、始まる、盛んになる、立ち上がるといった意味の他に、おもしろく感ずることという意味もあります。今年は、駅前のイルミネーションやリノベーションなど、まちを元気にする気運の高まった年だったと感じました」。また、法を興し生(衆生)を利するという、仏法上でも尊い言葉に基づいて選んだと言われる。


 揮毫するにあたっては「皆がぐっと1つになって前進するようにとの願いを込めて、上の部分を引き締めながら、勢いのある筆運びを心がけました」と語られている。

 この書は、本堂隣の東序という部屋に掛けられており、年末年始にお参りにいくと眺めることができる。


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 水野覚巖様は、勝成公が建立した賢忠寺の第22世住職として、1969年(昭和44年)から、第23世 覚禅様に受け継がれた2013年(平成25年)まで44年間住職を務められた。

 幼少期から書に親しみ、現在も達磨大師の水墨画も数多く描いておられる。

 毎朝、勝成公の父・忠重公から19代まで20人の戒名を唱え、長い年月を自然に振り返るのを日課とされている。

 市内最大規模の私立幼稚園 学校法人賢忠寺学園 かなりや幼稚園の理事長として、日々子どもたちの成長を見守っておられる。

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