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異業種リレーの『わ』

特集・読み物


2018.11.28

異業種リレーの「わ」No.635 toricca atelier オーナー 椎葉 誠さん

今回は、「KOKON/bistro」店長の村上渚さんのご紹介により、「toricca atelier(福山市東深津町3-8-43 TEL:084-982-6102 )」オーナー、椎葉 誠さんに登場願いました。

 

ひたむきに本物を追い求める髪のスペシャリスト

 

…今できる最良のサービスを

 トリッカ・アトリエは私が32歳のときに開業した美容室で、来月7周年を迎えます。トリッカとはトリックアートの造語。角度を変えると見るものが違うトリックアートのように、1つの視点に捕われないでいたいという想いを込めています。店舗はフランスの田舎にあるアトリエをイメージし、内装工事は可能な限り自分で施しました。窓の大きさや位置、間取りも考え、表からは室内が見えないようにしています。特に、パーマやカラーリングなどで長時間座っていただくチェアは妥協したくなくて、世界的に評価の高い、英国家具メーカーHALO社が手掛けたアンティーク調のソファに統一しました。

 お客様にいいサービスを提供するには、まず自分がいいものを知らなくてはいけないと考え、薬剤に関する知識も独学で突き詰めてきました。技術や髪の知識を高めるだけでは、お客様の髪を美しく維持するのに限界があります。ですから、シャンプーやトリートメント、パーマ液など、取り扱うものはすべて私自身が納得した高品質のもの、トータル的にバランスの良いものを揃えました。髪にどんな違いが出るかを言葉で伝えるのは難しいので、興味のある方は1度、パーマで体感していただきたいです。



…2千倍の狭き門をくぐって修行

 倉敷市出身の私は高校卒業後、美容師ブームに乗っかり、福山の大手美容サロンに入社しました。仕事に慣れた22歳の頃、業界トップの仕事が見たくなり、当時のカリスマ美容師の火付け役、野沢道生さんが働く美容室を目指し、上京しました。履歴書片手に飛び込み、2千倍の高い採用倍率を奇跡的にかいくぐって身を置いた世界は、毎日が刺激であふれていました。ここで5年間修行しましたが、後にも先にもあれほど頑張ったことはありません。毎朝7時に起きてカットモデルをハントし、14時の開店までに数人切り終える。そして、23時の閉店後も翌日以降の練習に備えてモデルをハントし続けました。当時は腕を上げるため、経験を積むため、ありとあらゆる髪質に触れ、情報を集めることだけを考えていました。「日本一を看板に掲げる店だから日本一練習して当然」という空気のなか、他のスタッフと常に切磋琢磨し合う毎日でした。

 この修行を経て、東京と地方、両方の特徴が見えてきました。流行に流されやすく人の入れ替わりが激しいのが東京。一方で、地方では1人のお客様に何年も頼っていただけます。僕には地方のほうが合っていることに気付いたのです。ちょうど前の職場のオーナーが、役職を準備して待っていてくれたこともあり、福山に戻って恩返しのつもりで5年間働いたあと、応援を受けながらトリッカをオープンさせました。



…髪型で人の魅力を引き出す

 髪の毛は、主張しすぎるとオシャレじゃなくなるという難しさがあって、そのギリギリでうまく主張できたとき、その人らしさを引き出せる髪型になると私は考えています。うちで髪を切った人が、「その髪型ステキだね、どこで切ったの?」と聞かれるほどでなければ意味がないと、自分自身にプレッシャーを与えながらハサミを握っています。もちろん、伸びた後のことも考えて。そして、髪型とその人のライフスタイルの融合性を大切にしながら、髪質に応じた提案をします。例えば、クセの強い髪質の方の場合、ストレートパーマを延々とかけていては時間もお金も掛かり、いずれ続けられなくなりますよね。それよりは、生まれ持ったクセを活かす髪型があることを知ってもらったほうがいいです。

 若い頃、数えきれないほどのモデルをカットし、髪について理論的に考えてきたことが、今の提案力の礎になっています。だから、うちで働くスタッフにも、自ら考え、伸びていく人であってほしいと願っています。同時に私自身も「本物とは何か」を、これまで以上に自分自身に問い続け、研究し、努力して参ります。


異業種リレーの『わ』

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