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こんにちは!循環器科内科です!

特集・読み物


2018.10.18

No.106 高血圧について


健康診断で高血圧を指摘され、治療が必要と書いてありました。特に症状はないのですが、治療する必要があるのですか?

 高血圧は、それだけでは症状がなく、また死亡原因にもなりません。高血圧が原因で他の病気を引き起こし、その病気が障害を起こしたり、死亡原因となるのです。そのため高血圧は病気というよりは、病気を引き起こす状態、病気になる一段階前の状態、と考えられます。症状がないからといって高血圧を放っておくのはよくありません。病気を予防するために血圧を正常に保つことが大切です。
 血圧が高いと動脈硬化を起こしますので、いろんな病気を引き起こします。特に、心筋梗塞や脳卒中が有名ですが、他にも腎臓が悪くなれば腎不全、眼が悪くなれば高血圧性網膜症など、全身の臓器が悪くなります。昔は脳卒中で死亡する人が大変多く、日本人の死因の第一位でした。調査した結果、脳卒中の原因の一つが高血圧でした。そこで血圧の治療をした結果、急激に脳卒中による死亡が減って平均寿命が延びました。
 高血圧を治療するには、まず食事から塩分を減らすことが必要です。他に適度な運動、十分な睡眠、ストレスを減らすことも大切です。いろいろ努力しても高血圧が続くときは、体質的に高血圧の状態です。その時は、血圧を下げるお薬で血圧を正常に保つことが必要です。
 血圧は、ストレスや睡眠不足など血管の緊張が高まって上昇します。その場合、原因が無くなると高血圧は改善され正常血圧になりますので、薬を飲まなくても良くなります。一般的に年齢とともに動脈硬化によって血管の緊張が高まり血圧は上昇します。動脈硬化は治りませんので、血圧を下げる薬をずっと飲む必要があります。薬を止めると元の高血圧の状態に戻ってしまうからです。血圧が高いままですとさらに動脈硬化が進みます。
 血圧を正常に保つことは、最終的には心筋梗塞や脳卒中など病気を引き起こさないようにすることが目的です。正常血圧の人でも動脈硬化が進んでいると病気を引き起こしますが、高血圧の人のほうがずっと病気になる割合が多いのです。時々血圧を測り、日々の健康に気を付けましょう。

こんにちは!循環器科内科です!

◎この記事を書いたのは

竹本内科循環器科
院長 竹本 雅雄 先生
福山市大黒町1-8
TEL:050-1220-8886



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