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異業種リレーの『わ』

特集・読み物


2018.10.18

異業種リレーの「わ」No.631 AUTHENTIC JOURNEY オーナー 桑田 雄さん

今回は、「株式会社トータルカーサービス」北村和章さんのご紹介により、「AUTHENTIC JOURNEY(福山市三之丸町3-1 TEL:084-961-3305 )」オーナー、桑田雄さんに登場願いました。

 

不動産屋が惚れ込み再生したビルでカフェバル経営

 

…“旅”の合間に安らぎを

 オーセンティック・ジャーニーは、福山駅前の旧キャスパ西隣にある空きビルを、まるごとリノベーションした飲食店です。1・2階はカフェバル、3階はレンタルスペースとして、今年9月13日にオープンしました。

 昼間は自家製パンとスイーツを日替りで提供するテイクアウト形式のカフェで、年内にランチも始める予定です。夜は、和洋の料理修行を積んだシェフが開発した「洋風ODEN」が看板メニューのバル。洋風だしでじっくり煮込んだ大根、トマト、スペアリブ、エビのつみれなどをオリジナルソースでご堪能ください。ほかにも、素材にこだわった魚・肉料理を、ソムリエが厳選したワイン・シャンパンとともに味わっていただけます。店名のオーセンティック・ジャーニーは「本格的な旅」を意味します。人生という旅の合間に、地元食材を使った料理で心豊かなひとときを過ごしていただきたくて名付けました。

 3階のレンタルスペースの名は「スリー・サークル」。三之丸町の3階建てビルの3階にあり、お客様・当店・地域貢献の3つの輪を生み出す場になればとの願いを込めました。サークル活動や会議など、幅広く活用していただきたいです。


…母体を整え、夢を実現

 このビルのリノベーションは、私が2012年、30歳で創業したニュースイ商事株式会社の不動産事業として取り組んだものです。アパレルショップが抜けて以来3年間空き家で、オーナーも困っていた築40年の雑居ビルでしたが、これから駅前開発が本格化して流れが一気に変わるはずと考え、半年前にビルをまるごと借りて大改装しました。

 飲食店経営は10代の頃からの夢で、酒屋やバーで働いていましたが、25歳のときに父が私に言った「本当にやりたいことは人生の一番ケツにもってこい。まずは夢を潰さないための母体となる会社をつくれ」という言葉が心に残り続けていて、一旦は飲食業を頭から切り離して、27歳で新聞販売店を始めました。その翌年、父がアパート経営を始めたのを機に、将来に備えて宅地建物取引士の国家資格を取得したことが、2014年の不動産事業の立ち上げにつながりました。

 ニュースイ商事では、ポスティング代行とミネラルウォーター販売もしていましたが、ちょうど新聞販売業を手放した昨年、料理の腕前を活かして独り立ちしたいと物件を探しに来たのが、今の料理長です。

 依頼を受けてしばらくして、ふと飲食店の夢を今、叶えたほうがいいのではないか?と思い立ち、彼に「マネジメントはするから、料理長をしてもらえないか」と持ちかけてみると、私の想いに賛同し、快諾してくれました。


…見本となるリノベーションを

 半世紀近く経ったビルは、現行の消防法や保健所の検査基準と大きくズレが生じていたので、すべて適合させるため、客席や調理場の衛生環境、床・天井の材質、消火設備や警報器、避難経路の確保などを完全にクリアさせました。さらに、ビルのオーナーに「絶対に価値をあげるから自由に工事させてほしい」と頼み込み、各階ごとに分かれていた電気、ガス、水道を一本化させました。不動産屋が関わる限り、グレーな箇所はあってはならないと思い、最初から〝リノベの見本〟となる店舗に変えるつもりで進めました。結果、メディアに取り上げられ、行政からもビフォー・アフターのモデルとして紹介させてほしいと声を掛けていただいています。

 店舗が完成した瞬間から、プレッシャーが一気に押し寄せてきました。夢を前倒ししたので、ここから先はどう発展させていくかが課題になります。今回の挑戦をきっかけに、古民家再生にも力を入れ、10年後、新たな展開を生み出せるよう、不動産事業においてもさらなるステップアップを目指して母体を整えていきたいです。


異業種リレーの『わ』

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