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Human Close Up 顔

特集・読み物


2018.8.22

我が命の〝鉄の馬〟で二輪車の模範運転を【福山ハーレー会】



福山ハーレー会
名誉顧問
日本ハーレーダビッドソン協会副会長/中国地区ハーレーミーティング名誉顧問
渡辺 健 さん(83)


愛車とともに交通安全を訴えて
 「これが私の愛車です」。数ある中で1988年式ハーレーダビッドソン FLHTCサイドカーを指差しながら、満面の笑顔で迎えてくれたのは、福山ハーレー会創始者で現在名誉顧問の渡辺健さん。「購入時、還暦も近かったのでボディカラーは赤にしたんじゃ」。メイドインUSAにこだわったパーツを1つ1つ手作業で加え「H―Dは 〝鉄の馬〟と言われるので」とシートには本革の馬の鞍を特注して取り付ける等、どこにもない渾身の1台にまとめ上げた。
 きっと、愛車に跨がり手を振る渡辺さんの勇姿を、福山ばら祭や交通安全週間に合わせたパレードで見かけた人も多いだろう。パレードが年間20回を数えた年もあり、交通安全への長年の功績が認められ広島県警や法務大臣からも感謝状が贈られた。
 


仕事も趣味も車とバイク
 渡辺さんは尾道市の出身。手伝っていた実家の製粉・製麺工場を火事で焼失した後、渡辺運送を設立。自ら全トラックの整備にあたり、2013年まで51年間経営した苦労人でもある。
 そのかたわらで、役目を終えようとしている名マシンを見出しては、卓越した整備技術でエンジンをバリバリの現役に、ボディやパーツをピカピカに復活させてきた。時には1台に半年ががりの作業もあったそうだ。
 初のH―Dを手にしたのは1980年、45歳のとき。「走行中エンジン音をヘリか雷だと思って空を見る人が多かった。おーい、ここじゃ、と思って通り過ぎた」と懐かしそうに思い起こす。その2年後の82年に「二輪車の模範となる運転を」と掲げ、仲間9人と立ち上げたのが福山ハーレー会になる。「バラが福山市の花に制定される前から、ハーレー会のワッペン(会章)だった」というのも自慢のひとつだ。



ハーレーは我が命
 車庫には1979年式ショベルをはじめとするH―Dの他、81年式BMWポリゼ、57年式メグロといったマニア垂涎のバイク18台以外にも、名車・65年式プリンス・スカイライン、88年式ベンツSLなどが現役で並ぶ。「75歳を過ぎたら年に1台嫁に出すと決めたんじゃが…ハーレーは我が命。元気の秘訣」と断言。愛しすぎて嫁に出すかを大いに悩み、信頼できる人に託しながら、9月は九州、10月は北陸で開かれる会合へもツーリングでと予定する。
 数多くの鉄の馬に新たな命を吹き込み、今も乗り続ける渡辺さんだが「実は本物の馬はまだ。乗ってみたいんじゃ」と陽気な口調で語っている。



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福山ハーレー会
福山市神村町765-1    TEL:090-3370-2636

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