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特集・読み物


2018.6.29

将棋盤の上で繰り広げる思考と判断【公益社団法人 日本将棋連盟】



公益社団法人
日本将棋連盟
福山支部支部長 公認棋道指導員
蔵田 秀雄 さん(66)


将棋は「完全情報」ゲーム
 「将棋は、自他の持ち駒を全てオープンにしている完全情報ゲーム。マージャンやカードゲームと違って運というものがない。自分の責任において最善手を読み合い、将棋盤の上に自分の思考と判断を自由に展開するという冒険ができる。誰にでもできるが、極め尽くすことは難しい」。
 日本将棋連盟福山支部の支部長、広島県支部連合会の会長も務める蔵田さんは、将棋の面白さをこう語る。平成23年から棋道指導員となり、幼児・小学生からおとなまで、学校や公民館、自宅教室で指導し、5段までの認定資格を持つ。ちなみに昨年度は10の将棋教室で講師を、20の大会で審判長を務めた。また、善行市民賞「ばら」も受けている。
 近年、こうした将棋の先生として有名な蔵田さんだが、元々は数学の教師。公立中学に30年(鷹取中11年・済美中7年)、近大附属福山に8年、現在は、銀河学院に勤務している。
 


今につながる様々な経験
 蔵田さんと将棋との出会いは、幼稚園の頃。ライバルは弟で、いつしか父親とも平手で指せるようになり、3人そろって将棋名鑑に載るほど高め合った。「でも、プロを目指すには、年齢的に難しくなっていたんですよ。思えば挫折も多く、色々な夢を諦めました」と半生を振り返り始めた。
 5歳から習い始めたピアノは、大きな舞台で発表するほどで、中高は吹奏楽部でクラリネットを吹いたが「音楽家にはなれませんでしたね。打ち込んだ野球も職業には遠かった。誰にも負けたくないと思った数学でも、学者になれなかったですしね」。
 しかし、後悔する素振りは少しもない。教え子がプロになり、アマ名人になり、今現在プロへの道に精進する子もいると目を細める。ピアノは卒業式の伴奏に、スポーツの経験は部活の顧問にも活かせた。「何より、子どもたちの光るものを伸ばす喜びを知りました」と充実感をにじませる。



好きな駒は飛車と歩
 穏やかな話し振りの人柄とは対照的に、対局中の蔵田さんは、右四間飛車を得意とし、鋭い攻めの将棋を仕掛けていく。好きな駒はと尋ねると「棋士としては飛車。教育者としては歩。コツコツ進み続ければ強い〝と金〟になるからです」。
 子どもたち対象の大会では、必ずと言っていいほど「将棋は礼に始まり礼に終わる。挨拶を大切に」と呼びかける。勝ち負け以上に大事な基本が将棋にはあり、心を鍛えることができると訴えている。



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公益社団法人 日本将棋連盟
福山市旭町4-2    TEL:084-932-1785

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