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異業種リレーの『わ』

特集・読み物


2018.9.19

異業種リレーの「わ」No.628 福山電業株式会社 代表取締役社長 島田 宗輔さん

今回は「株式会社青陽社」の森下順平さんのご紹介により、「福山電業株式会社」(福山市昭和町6-1 TEL:084-922-6361)の代表取締役社長、島田宗輔さんにご登場いただきました。


焼け野原を照らした電気で未来も照らす

 

…時代が求める電力

 福山電業㈱は今年で創業72年目になる電気工事会社です。弊社の歴史は、一面焼け野原と化した終戦後の福山で始まったと聞いています。人々が仮設住宅を建てて、少しずつ生活を取り戻そうとしていたとき、灯りと呼べるものはロウソクしかなかった。そこで、早期復興のため民間で電気工事ができる会社を求められ、曾祖父を代表として創業されたそうです。代々、地域に密着してきたので、設計・施工の品質と配電工事の技術力には定評をいただいおり、おかげさまで公共施設や病院、工場、一般住宅など幅広い建築物の電気工事を任せていただいています。

 近年、電力を取り巻く環境は大きく様変わりしました。弊社ではいち早く2003年頃から、太陽光発電を中心に再生可能エネルギーの普及に力を入れ始めました。広島県、岡山県を中心とする太陽光発電事業も2012年から本格化し、現在でも事業の大きな柱の一つとなっています。そして今年6月、私は4代目代表取締役社長に就任しました。


…電気屋にできる地域貢献

 電気で暮らしを支えることが私たちの仕事ですが、電気でまちづくりをすることもまた、大切な仕事だと思っています。これまで弊社は電気に係る様々なイベントを、福山の活性化を願う人々とともに盛り上げてきました。

 特に、前社長の父は発想が独創的でした。クリスマスシーズンのふくやま美術館に、ビーズをあしらった全長15mを超える火の鳥のオブジェや、巨大なペットボトルツリーを登場させたり、霞三丁目商店街の石灯籠型街路灯の製作に携わったり。風変わりな光のイベントは大概、父が関わっていました。私自身も、市内行事に積極的に参加して地元の方に顔を覚えていただきながら、イルミネーションイベント「ルクシアタふくやま」をはじめ、色んなまちづくり活動をサポートしています。

 私の入社後に始まったものに、TOVIO奨学金制度があります。将来の技術者を育てることを目的に、2016年度より売上の一部を活用し、福山職業能力開発短期大学の学生に無利子で学費を貸与しています。ちなみに、〝トビオ〟は20年以上前に弊社のコミュニケーションネームとして考えたもので、鉄腕アトムのモデルになった少年の名前が由来になっています。「科学の力=電気」を駆使して、みんなを幸せにしたいという想いを込めています。

 その他、家庭の電気のお困りごとを解決する「住まいのおたすけ隊」事業も始めました。きっかけは、コンセントの差込口を増やす工事をしているときに、お客様から「こんなちっちゃな仕事で申し訳ない」と言われたことでした。弊社の仕事の大半は小さな電気工事なんです。恐縮されて、かえって寂しくなったので始めました。もっと気軽に、たくさんの方から頼ってもらえる雰囲気を作っていこうと思っています。


…未来も明るく

 弊社はかつて、すぐ隣でランプショップを運営していました。今はカフェになっていますが、こだわりの照明器具を長年扱った経験は武器となり、今でも照明デザインや配置提案などの依頼をよくいただきます。室内灯を肌の血色がよく見えるものに変える提案や、病院の大部屋で1人の手元だけを照らす読書灯の紹介など、状況に応じて専門的なアドバイスができます。これからも、電気を使って現場作業を支える事業の提案などは、配線工事以外の強みとしていきたいと思っています。

 いつか、そう遠くない将来、電気がすべて無線化になる日が来るかも知れません。その時は、配線工事は必要なくなります。時代がどう変わっても対応できるように、常にビジョンを描いていたい。戦災復興を支えた電気屋というプライドを常に持ちながら、新しいことに挑戦し続けたいです。


異業種リレーの『わ』

◎この記事を書いたのは




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