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こんにちは!循環器科内科です!

特集・読み物


2018.4.18

No.100 コレステロールについて

健診で、HDL−コレステロールが高かったのですが、治療は必要ないのでしょうか?

コレステロールには、たくさん種類があります。そして、それぞれ作用が違います。普通検査されるのは、総コレステロールと中性脂肪、HDL−コレステロール、LDL−コレステロールの4種類です。特定検診でも、中性脂肪、HDL−コレステロール、LDL−コレステロールの3つが検査されます。
 普通にコレステロールという時、総コレステロールのことを言います。すべてのコレステロールを合わせた値です。普通、悪玉コレステロールが高くなり、善玉コレステロールが高くなることはないので総コレステロールが高い場合は、治療が必要といわれます。
 しかし、善玉コレステロールが高い場合でも総コレステロールは高くなります。善玉コレステロールが高いだけでしたら、体にはいい状態ですので、治療の必要はありません。
 HDL−コレステロールは、善玉コレステロールです。HDL−コレステロールは、血管壁に付着したコレステロールをはがして、動脈内からコレステロールを運び出します。動脈硬化が改善し、心臓病のリスクが減ったり、脳梗塞のような脳血管障害も減ることになります。
 中性脂肪は、悪玉コレステロールの1つです。食事に影響されます。食事の栄養分は中性脂肪になります。中性脂肪が必要以上に体内に入ると、その過剰分が皮下脂肪や肝臓、血液に蓄積されていきます。適度の蓄積であれば、体内のエネルギーとして使われるため問題ないのですが、それが度を越すと、肥満や脂肪肝、動脈硬化などへつながっていきます。長年に渡って中性脂肪が蓄積されていくと、肝硬変になったり、心筋梗塞のような心疾患、脳梗塞のような脳血管障害へと進展していきます。
 LDL−コレステロールも悪玉コレステロールです。LDL−コレステロールが、増えすぎると血管壁に付着して固まりを作ります。そして、動脈硬化を起こします。動脈硬化は、日本人の死因の上位を占める心筋梗塞や脳梗塞などの原因になっていますので、決して軽く見ることはできません。

こんにちは!循環器科内科です!

◎この記事を書いたのは

竹本内科循環器科
院長 竹本 雅雄 先生
福山市大黒町1-8
TEL:050-1220-8886



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