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異業種リレーの『わ』

特集・読み物


2018.4.5

異業種リレーの「わ」No.612 早川木材株式会社 専務取締役 早川 和秀さん


今回は、「中華そば 陽気」店長、小川幸平さんのご紹介により、「早川木材株式会社(福山市加茂町上加茂265 TEL084-972-5600)」専務取締役、早川 和秀さんに登場願いました。

 

丸太から始まる家づくりの幸せ 世代から世代へ

 

…原木の100%製品化
 早川木材は、昭和25年に祖父が創業し、今年で68周年を迎えます。当時は木材生産と製材が主な業務でした。現在は住まい全般に広がり、注文住宅建設からリフォーム、リノベーション、宅建業、住宅ローンの相談まで自社で行なっています。また、墓苑の分譲・運営管理も行なっています。
 当社で建てる家は、丸太から製材加工した木材で造る昔ながらの工法から出発し、近年では、断熱やエコ、気密性のある工法も導入しています。手すりやカウンターテーブル、飾りなど表面で見える部分を自社で仕上げているのも、木材に関わり続けてきた当社ならではであり、ハウスメーカーとの差別化が図れていると思います。
 創業以来のモットーは「原木の100%製品化」です。丸太から柱や板を切り出した後の端材も無駄にすることなく、細かな部分まで製品化しています。油を含む皮は、地域の伝統行事とんど焼きの火付けに使われ、おがくずは家畜の肥料に利用されるなど、木の命を余すことなく使用しています。施主様にも地域の方にも喜んでいただき、環境面でも貢献できているのではないかと思っています。


…自分を高めながら道を探す
 祖父は私が小学生の時に亡くなりましたが、末っ子で生まれた長男の誕生をとても喜んでくれたと聞いています。その気持ちを知らなかったわけではないのですが、大阪の大学で法律を学んでいました。やがて就職活動が近づくにつれ、現社長である父からの「いつかは福山に戻って後を継いでほしい」という願いを意識するようになっていました。卒業後まずは全国展開している総合建設メーカーに入社し、広島支店で法人営業を経験。自分を高めようと宅建にも挑戦し、社会人1年目の22歳で合格しました。
 早川木材への入社は26歳の時で、その年に2級建築士の資格を取得することができました。


…仕事を通じて新たな地域貢献を
 平成27年の空き家対策特別措置法施行を機に、一級空き家管理士の資格を取得しました。空き家問題は福山市北部でも増え始めており、治安悪化や犯罪の温床にもなるので、すぐに相談が出来る〝駆け込み寺〟のような存在になれたらと思ったからです。実際に、「今はいいが5年後10年後はどうしたら…」と相談を受けることがあります。私が考える解決方法は、管理委託、リフォーム後に売却または住む、そのまま売却の3つです。いずれにも対応できますので、お困りの際には気軽にご相談いただけたらと思います。
 近年、結婚式や絵画の個展などの空間デザインも行なっています。流行のガーデンウェディングに対応し、木材を取扱う当社ならではの華やかでナチュラルな演出会場を心がけており、様々な式場様からご依頼をいただいております。


…伝統に新たな価値観を反映させて
 今私は、建てた方が家族で永く安心して住める家にと願う気持ちや、喜び・満足感が伝わるこの仕事にやりがいと誇りを持っています。お客様が新たなお客様を紹介してくださるのも嬉しいことです。一朝一夕で出来るものではなく、祖父の代から地元密着あってこその信頼だと感じています。昔は節のない柱は価値が高いとされましたが、若い世代には節のある個性的な柱の方が好まれることも増えています。業界の当たり前が、家を建てる世代の価値観とともに変わってきているので、従来と今の考え方の双方を活かした最適な提案も心掛けています。
 祖父と父が築いてきたものを壊さず、そしてただ引き継ぐだけでもなく、時代のニーズや新しい世代の想いを業務に反映させていきます。そして、日々現場で柔軟に対応してくれる従業員や協力会社の方々への感謝とお礼の気持ちを忘れず、地域のお役に立てる会社であり続けたいと考えています。

異業種リレーの『わ』

◎この記事を書いたのは




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