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Prekoトップページ > みんな、みんな、仏さま > お話98 他人に迷惑をかけて生きる
みんな、みんな、仏さま

特集・読み物


2017.12.5

お話98 他人に迷惑をかけて生きる

 「子どもたちや遺族に迷惑をかけたくないから…」お寺にいると最近はこんな言葉をよく耳にします。その言葉に続いて「お参りは質素に」「家族葬で」「永代供養を」と。はたしてお寺参りや供養や祈願は迷惑行為なのでしょうか。
 他人を思いやり他人のために行動して、その行為によって生じた徳は、いずれ巡り巡って自分のところに必ずかえってくるものです。そうやってお互い助け合っていく姿こそが日本人の美徳であるはずです。他人の為に祈り、また自分の為に祈る姿は尊くも美しいものです。お祈りを排除した生活を促すのではなく祈りのある生活を教育すべきと強く感じております。
 人は皆、生まれ落ちて死ぬまで必ず他者に迷惑をかけなければ生きていけません。それなのに「子どもたちに迷惑をかけたくない」という発想は間違ってはいませんか。「情けは人のためならず」他人に対する思いやりは他人の為ではなく自分の徳を積むためでもあるのです。
 他者からの面倒は喜んでお受けしましょう。自分も他者に迷惑をかけているのだから。

みんな、みんな、仏さま

◎この記事を書いたのは

真言宗 大覚寺派
王子山 薬師寺
  大瀧清延住職



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