ぷれこweb
ぷれこサイト内検索!
Loading

Prekoトップページ > 異業種リレーの『わ』 > 異業種リレーの「わ」No.610 株式会社オーワークス 代表取締役 大元 健一郎さん
異業種リレーの『わ』

特集・読み物


2018.3.15

異業種リレーの「わ」No.610 株式会社オーワークス 代表取締役 大元 健一郎さん


今回は、「サン・プリーツ株式会社」代表取締役、妹尾 吉史さんのご紹介により、「株式会社オーワークス(福山市駅家町近田9-2 TEL.084-976-7106)」代表取締役、大元 健一郎さんに登場願いました。

 

可能性から高い性能へ 便利な生活を陰で支える

 

…意外に向いていた仕事
 オーワークスは、鉄やアルミ、ステンレスなどの金属をマシニングセンタと呼ばれる工作機械で切削加工を行ない、精密部品を製造しています。これらは主に半導体を製造する産業用ロボット製造ラインや工業用プリンター、土木建設機械などに使われるものです。昭和50年の創業当時は、自動車部品製造に必要な金型を作る前加工のフライス加工が主な業務でした。
 平成12年、25歳で入社した私は、土木建築会社からの転職です。2級土木施工管理技士だったので、転職と1級を目指そうと考えていましたが、次の仕事が決まるまでの間、妻の父が経営するこの会社を手伝ったことがきっかけです。鉄を鉄で削ることに驚き、製品を組み立てることや、硬く四角い素材が形を変えていく様子が面白いと感じ、意外とこの仕事に向いているのではと思いました。


…社長から信頼を得て
 入社時はまだフライス加工がメインでしたが、今後はマシニングセンタを使った加工の需要が伸びるとの社長の予測から、その需要に対応していくため1台2~3千万円するマシニングセンタを導入しました。
 プログラミングを独学で覚え、簡単な穴開け加工から始めました。社長や同業の知り合いの方に教えてもらった技術のおかげで、求められる納期と品質に対応できる幅が広がるとともに、「もっと高い技術を身につけたい、色々な部品を作りたい。難しい仕事もまだまだできる」とマシニング加工の〝可能性〟を感じていました。
 それまでは社長と義母と私の3人体制でしたが、対応できる仕事、取引先や社員が増え始めると、マシニングセンタの増設、その周辺機器や道具などの設備投資、業務全般も社長から任せて貰えるようになっていました。
 職人気質であまり多くを語らない社長が「跡取りができた」と喜んでいたこと、「石橋が壊れそうになるほど叩いて渡るぐらい慎重だから大丈夫」と言っていてくれていたことを、社長のご友人から聞いた時は、意外な気持ちでしたが、とても嬉しかったことを覚えています。


…便利になる世の中を支えたい
 平成18年、それまでの岡田工作所からオーワークスに社名変更したタイミングで、現会長から社長職を引継ぎました。就任2年目、マシニングセンタ加工が主な業務となり、本格稼働していく、正にこれから!!という時にリーマンショックが起こり、仕事が減り厳しい状況でしたが、品質と納期を守るために夜遅くなってでも働いてくれた社員を解雇だけはしないと決めていました。
 1年後、設備投資資金の相談をした財団から、土木現場で必要となる機械器具を製造するメーカーと面談できる機会を頂いたことで、新規取引が始まりました。さらに1年後、電子分野の基盤検査装置メーカーとも取引が始まりました。社員全員で可能性を信じて技術を磨き、性能を求め続けてきた結果が出たのだと思います。
 3年前から職場美化にも力を入れています。工場内は整理整頓が行き届き、来社される方から「ゴミが落ちていないので、仕事をしていないんじゃない?」と言ってもらえるほどになりました、作業効率アップと、若い社員、女性社員が長く勤めたいと思える綺麗な職場環境を目指しています。
 今の目標は、現在の住宅街から工業団地へ進出して、新工場を建てることです。もちろん、新工場になっても働き易い環境、長く勤めたいと思える職場を作り続けていきます。
 消費者の方が直接目にすることは無いですが、今後も、モノづくり産業に関わり、オーワークスの技術を磨き、世の中が便利になるための支えになれたらと思います。

異業種リレーの『わ』

◎この記事を書いたのは




バスツアーのご案内