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教えて先生!健康百科〜歯科〜

特集・読み物


2017.2.1

No.05 インプラント治療 ─ 欠点も知っておきましょう ─

 インプラント治療の利点については、ちょっと調べる気になればいろいろ知ることができるでしょう。ですから今回は、敢えて欠点の部分をピックアップしてみたいと思います。


 まず、インプラント治療において、全てが成功するわけではないことを知っておきましょう。
 喫煙・糖尿病・放射線治療・ホルモン療法などはインプラントの失敗率の増加に大きく関わってきますし、骨粗鬆症の場合は早期に安定を求めるのが困難となります。
 また、インプラントを埋める部分の骨がどのくらいしっかり残っているかということも当然ながら安定度、成功率などに関与します。
 天然の歯は骨との間に歯根膜と言われる肉の膜が存在し、噛むごとに歯が若干の沈み込みをし、噛む衝撃を緩和します。対してインプラントは骨にねじ込んでいますから衝撃はダイレクトに伝わります。簡単に例えるなら、クッションが効いているかいないかの違いだとイメージすると分かりやすいでしょうか。そのため、インプラントは過度の咬合力がかからないよう注意する必要があります。そして、右記のようにインプラントと天然の歯の動きが異なるため、インプラントと天然の歯でブリッジといった治療は基本的に行いませんので、数年後、インプラントの隣の歯が抜けた場合にインプラント以外の治療の選択肢が少なくなったりもします。
 また、天然の歯の周りには、食後に食べかすをエサにして細菌が攻撃してくるときに、身体の一部分である歯を守ろうとする物質が分泌され、組織を守ろうとしますが、身体からすれば異物であるインプラントを守ろうとはしないため、結果として防御力が天然歯に劣り、インプラントはともかく、その周囲で支えている骨や歯ぐきにダメージを与えてしまうようになります。ですからインプラントとその周囲は、天然の歯よりもしっかり、丁寧に磨く必要があり、定期健診でのメンテナンスが必要となります。
 メンテナンスをしっかり行っていないと、想定より早くにインプラントが骨から抜けてしまったりする可能性が高まります。インプラントは全て人工物なのでメンテナンスフリーくらいに思われる方が中にはいらっしゃいますが、むしろ手入れは人一倍必要であるといった認識でいる方がいいでしょう。
 これらの欠点と、ブリッジなどの歯が失われた場合の処置を比較した場合、状況により最良の治療方法は当然ながら変わります。どんな場合でも歯を失った時の治療方法はインプラントがベストというわけではないということです。
 他にも欠点はありますが少なくとも以上のようなことは知っておいた方がいいでしょう。こういった欠点部分を知ったうえで、利点と比較し選択するようにしないと、治療が高価なだけに反動も大きくなるでしょうからね。

 ただ、念のため最後に言っておきますが、インプラントはいい治療ですよ!

教えて先生!健康百科〜歯科〜

◎この記事を書いたのは

小池デンタルクリニック
福山市光南町1-5-23-2F
TEL:084-983-0418



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