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異業種リレーの『わ』

特集・読み物


2017.11.24

異業種リレーの「わ」No.599 黒瀬ペットフード 専務取締役 黒瀬貴之さん


今回は、「ボーテ・ルフラ」代表、歌 智美さんのご紹介により、「株式会社黒瀬ペットフード(福山市神辺町川南396-1 TEL.084-963-5005)」専務取締役、黒瀬貴之さんに登場願いました。

 

安全で安心できる“ごはん”で 鳥と家族をつなぐ

 

…愛鳥家と鳥をつなぐ
 黒瀬ペットフードは、昭和30年の創業以来、インコや文鳥など小鳥の〝ごはん〟製造を一筋に行なっています。当社で作る製品はエサではありません。犬や猫を家族同様に大切にされている方と同じく、小鳥も大切な家族として「うちの子のごはん」としてご愛顧いただいています。小鳥の巣引きが趣味だった祖父が、小鳥飼料専門店として立ち上げたのが始まりです。
 昔は犬や猫に、人間の残り物を与えることが多かったと思います。近年、栄養バランスを考慮した専用フードの普及による食生活の変化と、動物病院の医療の充実により寿命が犬種によっては平均寿命が倍くらいまで延びているという研究報告があります。当社で作る小鳥のごはんでも、栄養が豊富で健康に配慮したごはんに人気があります。お客様から「うちの子、喜んで食べるんです」「インコが元気になってよかった」と、製造者として嬉しいお言葉をいただくことがあります。最近ではSNSに、小鳥に愛情をいっぱい注がれている飼い主さんの投稿を見る機会が増えていることにも嬉しく思うとともに、社是である「仁」の一文字に込められた、〝相手を思いやる〟気持ちで、安心・安全なごはん作りでペットと家族をつないでいけるように、愛鳥家の期待に応え続けていきます。


…健康に配慮したごはん
 社長である父の働く姿を幼い頃から見ています。帰宅してからも、経営に関する本を読んだり、机に向かって計画書を作成したりするのを見て、いつか父と一緒に働きたいと思うようになっていました。
 学校を出てすぐに同じ会社で一緒に働くのではなく、一度別の業界で働き勉強をしようと思い、京都の大学卒業後、大阪・門真市にある建築資材や墓石などを製造・販売する会社に入社しました。業種にこだわりを持たず、営業スキルを身につけるとともに人見知りの性格も鍛えたいという思いもありました。営業成績に厳しい支店長から営業のいろはを学び、祭りのために仕事をする熱い街、岸和田市を中心に1年目から飛び込み営業をしていたのが良かったのかもしれません。取引先の屈強な経営者たちに臆することなく飛び込み、時には厳しく指導してもらったことで、自然と勇気がつき前向きな性格となり成長できたと思います。
 福山に戻り、黒瀬ペットフードに入社したのが25歳の時です。入社と同時に開発に取り組んだのが、野菜やフルーツ顆粒を配合して健康に配慮した「マニアシリーズ」です。文鳥やインコなど鳥の種類に合わせた6種類を1年かけて完成させました。今年9月には、肥満傾向にある中型の鳥向けに脂質を抑えて健康に配慮した、低脂肪製品が完成して現在7種類を販売しています。


…国内初の挑戦
 鳥の大好きな穀物として、アワやヒエ、キビなどとともに「カナリーシード」というものがあります。このカナリーシードという穀物はカナダが主生産国で、生産量のほとんどを占めています。もともと海外の愛好家の間で好評だったものです。商社が輸入を始めたことで、国内でも一般的になっています。
 お客様からの「より安全で安心できるごはんを食べさせてあげたい」という要望に応えたいと思い、専務取締役になった6年前、北海道の農家と協力して日本国内で初めてカナリーシードの栽培を始めました。今年からは宮崎県でも栽培を始めています。試行錯誤しながら、安定生産に向けて取り組んでいるところです。
 会社を経営することはとてもエネルギーがかかると感じています。その経営を続けてきた祖父、父を尊敬しています。親子だからと甘えることなく、父の大きな背中から経営について学んでいきます。そして、スタッフから笑顔と愛情があふれる「会社満足度」の高い企業を目指し、愛鳥家に愛されるリーディングカンパニーを目指します。


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