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2017.11.22

福ミス出身作家 知念実希人さん大ブレイク中

「島田荘司選ばらのまち福山ミステリー文学新人賞」(福ミス)第4回受賞者・知念実希人さんが大ブレイク中。


 第4回福ミスを受賞し『誰がための刃  レゾンデートル』で講談社から作家デビュー。今年5周年の知念実希人さんは、沖縄生まれ、東京都在住の39歳。現役医師で、これまでに20作を超える本を世に問うてきた。
 先月、中央図書館(霞町)の主催で開かれた講演会「福山と僕と小説と」の中で知念さんは、作家を目指したきっかけや、最新作について語った。

 小学3年生か4年生で既に、作家になりたいと考えていたそうで、「本は人生を輝かせてくれた。小説家になるにはまず、手に職をを付けなくてはと選んだのが医師だった」と明かした。家系的にも周りは医師ばかりで、とにかく足場を固めなくてはと考えたそうだ。3〜4年非常勤講師をしながら1年に1冊程度応募しては選考落ち。そんなとき「福ミス」の存在を知った。「もともと島田先生のファンだったので、最終選考に残れば、先生に読んでもらえ講評までしてもらえると考えて応募しました」。

受賞の報せに、「これからバラ色の作家生活が始まると妄想した」というが、ここから苦しくて続く3作を出版まで進めることができなかった。だが、福ミスの受賞者パーティが縁で『ブラッドライン』を新潮社から出版。光文社の『優しい死神の飼い方』は、初の重版がかかり、文庫は15万冊売れた。

 さらに、新潮社の『天久鷹央の推理カルテ』シリーズは、3日後に重版がかかったものもあるほどの人気。先月末には、長編版『甦る殺人者 天久鷹央の事件カルテ』が発行されたばかり。累計で70万部突破(更新中)。
 実業之日本社の病棟シリーズ『仮面病棟』『時限病棟』もベストセラーになった。累計75万部突破(こちらも更新中)。

 実業之日本社創業120周年記念作品『崩れる脳を抱きしめて』は、20作目にして自身初の恋愛ミステリー。担当編集者から、恋愛小説を依頼され「いやです!と断った10分後にアイデアが浮かんだ。スゴくいい話になると思った」という。脳腫瘍に冒された女性とのせつない恋は、幻だったのか?得意とする医療ミステリーの謎解きとどんでん返しに驚愕し、感動する作品。
 しかも、福山駅や鞆の浦が登場する。取材で鞆を訪れ「言葉にできない雅がある。あの空気感を書きたいと思い、編集者から書き過ぎと言われても、深みが出ると譲らなかった」というほど。反対に広島の方言は難しく、〝アカ〟(校正時の直し)を入れられたことも打ち明けた。


 「福ミスの福山市の力、島田先生の力に助けられて、今がある。感動させる作品を書いて応援される作家になりたい。福山市が主催している文学賞からデビューした作家がここまで大きくなった!と言われるよう名をあげたい」と、恩返しの気持ちを語っていた。



 知念さん原作の天久鷹央の推理カルテシリーズはコミック化されていて、11月9日に『天久鷹央の推理カルテ 3巻」(緒原博綺:漫画/いとう のいぢ:キャラクター原案)が新潮社から発売されたばかり。
 この秋、新潮社からだけでも、『螺旋の手術室』、『甦る殺人者 天久鷹央の事件カルテ』と続けて出版されており、その活躍から目が離せません。

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