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2017.11.7

鞆の浦 朝鮮通信使に関する資料6点 ユネスコ記憶遺産に登録

 10月31日、福山市鞆町の福禅寺対潮楼が所有する 朝鮮通信使 関係資料6点(市重要文化財)を含む「朝鮮通信使に関する記録」が、国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)の記憶遺産に登録された。


◆◆◆ ユネスコ記憶遺産に登録 ◆◆◆

 歴史的価値の高い文書などを対象にした「世界の記憶」(世界記憶遺産)に登録された資料は、正式には「朝鮮通信使に関する記録:17世紀~19世紀の日韓間の平和構築と文化交流の歴史」。

 朝鮮通信使は室町時代から江戸時代にかけて朝鮮国が日本に派遣した大使節団。警護も含めて1千人規模とも言われる。一行が通った地域にゆかりの文書や絵が残っており、日本側が209点、韓国側が124点の合計333点が登録された。

 昨年3月、NPO法人 朝鮮通信使縁地連絡協議会(福山市が加入)と韓国の財団法人 釜山文化財団が日韓共同でユネスコに申請していた。


 福山市の関連資料は、鞆町の福禅寺が所蔵する次の6点14作品。
「日東第一形勝」額字(李邦彦/1711年)
「対潮楼」額字(洪景海/1748年)
朝鮮通信使正使 趙泰億詩書(1711年)
朝鮮通信使副使 任守幹詩書(1711年)
朝鮮通信使従事官 李邦彦詩書(1711年)
韓客詞花 (延享度の9人の朝鮮通信使による9作品/1748年)

※ユネスコの「世界の記憶」(世界記憶遺産)は、「世界遺産」「無形文化遺産」に並ぶもので、世界各地の貴重な古文書や絵画を保全し、広く公開する目的で1992年に創設された。審査は2年に1度。国際諮問委員会が審査し、ユネスコ事務局長が最終決定する。

◆◆◆ 登録決定当日に祝賀会 ◆◆◆


 10月31日未明に、福山市に登録決定の連絡が入り、同日正午から、福禅寺対潮楼で祝賀会が開かれ、関係者が地元の鞆こども園の園児とくすだま割りをし、朝鮮通信使も飲んだとされる鞆の保命酒で乾杯し祝った。

 出席した駐広島大韓民国総領事館の李 載雄副総領事は「縁地交流と活性化がもっと盛んになるよう祈っている」、枝廣直幹市長は「後世に責任を持って伝え、発信して行く」。鞆町内会連絡協議会の大濵憲司会長は「文化交流が花開いた。これからの鞆の町づくりにいかせれば」。福禅寺の山川龍舟住職は「先人への敬意とともに、後世にしっかりした形で伝える責任を感じる」と語った。

◆◆◆ 朝鮮通信使関連の企画展 ◆◆◆

鞆の浦歴史民俗資料館で開催中の特別展「朝鮮通信使が見た鞆の浦」で、登録資料の実物を展示中。11月19日(日)まで。13日(月)休館。
 期間中、福禅寺対潮楼と相互割引を実施。対潮楼は大人200円→180円。中学生150円→130円。小学生100円→80円。鞆の浦歴史民俗資料館では150円→120円(高校生まで無料)になる。
 問合せは℡084-982-1121。
 
 中央図書館でも24日(金)まで祝賀会のようすや登録資料を紹介する「祝賀速報展」を開催中。写真や地図、解説パネルを準備した。入場無料。14日(火)休館。
 問合せは℡084-932-7222。


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